はがき料金は重さでどう変わる?85円の条件と規格外の料金

はがきの重さと縦横を量って料金を確認する場面 生活

通常はがきは1通85円です。ただし私製カードは、長さ14〜15.4cm、幅9〜10.7cm、重さ2〜6gの長方形であることに加え、紙質と厚さ、表面色、「郵便はがき」または「POSTCARD」の明瞭な表示なども規格に合わせる必要があります。表示がないものや、いずれかの規格を外れるものは第一種郵便物として料金を確認します。

63円の旧料額はがきなら、現在の85円との差額は22円です。投函前は完成品の重さと縦横だけでなく、表示、紙質・厚さ、表面色、貼った物の状態まで見れば、85円で出せるかを判断できます。

通常はがきは2〜6g・所定サイズなら85円

日本郵便の現行料金では、通常はがきは1通85円です。ただし、私製カードをこの料金で送るには、重さ、大きさ、形だけでなく、紙質・厚さ、表面色、必要な表示などの条件がそろっている必要があります。

確認項目 私製の通常はがきの条件
料金 85円
重さ 2g以上6g以下
長さ 14cm以上15.4cm以下
幅 9cm以上10.7cm以下
形 長方形の紙
紙質・厚さ 日本郵便が発行するはがきと同等以上
表面の色 白色または淡色
表示 「郵便はがき」または相当する文字を所定位置に明瞭に表示

85円で送れる重さは2〜6gで、6g以下なら何でもよいわけではありません。

上限の6gだけでなく、下限が2gである点も見落としやすいところです。ごく薄い紙で自作したカードが2gに届かなければ、通常はがきの重量条件から外れます。

反対に、厚い紙や装飾を使って6gを超えた場合も、85円の通常はがきとしては送れません。重さと寸法が範囲内でも、紙質・厚さや表面色が規格外、必要な表示がない、立体物を貼ったといった場合は同じ結論です。

日本郵便の第二種郵便物「はがき」では、通常はがきの料金、重さ、大きさがまとめて案内されています。自分で作ったカードも、この条件へ一つずつ当てはめて判断します。

85円は国内の通常はがき1通の料金

この85円は、国内の通常はがきを送るときの全国一律料金です。この記事では、速達や書留などを付けない通常の投函を扱います。

往復はがきは170円で、重さの範囲も別です。返信用の部分が付いたものを「通常はがき2枚と同じ重さ」と考えず、後半の往復はがきの条件で確かめてください。

また、手元に63円と印刷された古いはがきがあっても、現在の通常はがき料金が63円へ戻るわけではありません。現行85円へ合わせる差額の考え方は、カードの規格を確認した後で整理します。

まず必要なのは、手元の一枚が通常はがきの範囲に入るかどうかです。そのためには、材料の紙ではなく、実際に投函する完成状態を量る必要があります。

重さはカードに貼るものまで含めて量る

装飾を付け終えたカードを小型スケールで量る手元

私製カードを作る途中で紙だけを量っても、完成後の重さは確定しません。切手、シール、写真、飾りなど、投函時にカードと一緒になるものを付けた状態で確認します。

判断の順番は次のとおりです。

  1. 宛名面と通信面を書き終える
  2. 切手を貼り、使用できる薄い装飾は全面を密着させる
  3. 何も追加しない完成状態にする
  4. カード全体の重さを量る
  5. 続けて長さと幅を測る

完成前の紙が5gでも、貼るものを加えた後に6gを超えれば通常はがきの条件から外れます。反対に、薄い紙で2g未満なら、サイズが合っていても85円とは決められません。

境目の数字は自己判断で丸めない

表示が6g付近で揺れる場合に、「だいたい6gだから大丈夫」と丸めるのは避けましょう。通常はがきの条件は2〜6gなので、完成品がその範囲へ入るかを確認する必要があります。

家庭の計量器で判断しにくいときは、材料を減らして余裕を持たせるか、投函前に郵便局で現物を示して料金区分を確認する方法があります。重さが不明なまま、先に85円だけを貼ってポストへ入れるより確実です。

量り直す可能性があるなら、後から加える予定のものを残さないようにします。「切手は後で貼る」「メッセージカードをもう一枚重ねる」といった未完成の状態では、最終重量を確定できません。

量った後に貼り足したら、もう一度確認する

最初に量った後で切手やシールを足した場合は、その数字を完成重量として使えません。追加した物が小さく見えても、6gの境目に近いカードでは区分を変える要因になります。

宛名を書き直して別のラベルを重ねた、写真の角を留めるシールを増やした、といった変更も同じです。料金を決めるための計測は、最後の変更が終わった後に行います。

一方、カードと一緒に別紙を送りたい場合、カード本体だけを量って通常はがき85円と判断することはできません。日本郵便の案内では、薄い紙、シール、写真などは、容易にはがれないよう全面を密着させた場合に貼り付けられます。分離して使う物、折り紙などの立体物、はがきより大きい紙は貼り付けられないため、別の送り方を選び、第一種郵便物の料金条件を確認してください。

重さと縦横は同じタイミングで記録する

重量を量ったら、長さと幅も続けて測ってください。メモは「5g、15cm×10cm」のように一行で十分です。

この二つを同時に残すと、重さは通常はがきの範囲でも、横幅が広すぎるといった見落としを防げます。厚みのある飾りを付けた場合は、はがき規格を外れた後の定形・定形外判定で厚さも必要になります。

2〜6gへ収まったことは大切な確認ですが、それだけでは85円と確定しません。次に、私製カードの縦横、形、紙、表面、表示を通常はがきの条件へ当てはめます。

私製カードは縦横と形も合わせて確認する

郵便局で発行されたはがきではなく、自分で用意した私製カードは、完成品の重さと大きさに加えて、紙質・厚さ、表面色、表示、貼付物まで自分で確かめます。寸法と重量が合っていても、それだけで85円の通常はがきにはなりません。

寸法・表示・紙の状態を別々に見る

私製の通常はがきは、次の項目を一つずつ確認します。

  • 重さ:2g以上6g以下か
  • 大きさと形:長さ14〜15.4cm、幅9〜10.7cmの長方形か
  • 紙質・厚さ:日本郵便が発行するはがきと同等以上か
  • 表面の色:白色または淡色か
  • 表示:縦長で使うなら上部または左側部中央、横長で使うなら右側部中央に「郵便はがき」か相当する文字を明瞭に表示したか
  • 貼付物:薄い紙などを全面密着させ、立体物やはがきより大きい紙を付けていないか

どれか一つでも外れた私製カードは、通常はがきの85円ではなく、第一種郵便物として料金を確認します。日本郵便の私製はがきの表示に関するFAQは、「郵便はがき」または英語の「POSTCARD」に当たる表示がない場合、手紙である第一種郵便物として扱うと案内しています。「5gだから85円」「郵便はがきと同じくらいに見えるから85円」と、条件の一部だけで決めないことが重要です。

完成したカード 重さ ほかの規格条件 85円の通常はがきか
15cm×10cmの長方形 5g 紙質・厚さ、表面色、表示、貼付も規格内 該当する
15cm×10cmの長方形 7g 重さ以外は規格内 該当しない
16cm×10cmの長方形 5g 長さが規格外 該当しない
15cm×10cmの長方形 1g 重さが規格外 該当しない
規定内に収まる円形カード 5g 長方形ではない 該当しない
15cm×10cmの長方形 5g 「郵便はがき」等の表示がない 該当しない

表の「該当しない」は、送れないという意味ではありません。通常はがきの規格から外れるため、第一種郵便物の条件へ進んで料金を決める、という意味です。

2g未満も6g超も、次は同じ第一種郵便物の確認へ進む

通常はがきの重量規格には、上限と下限があります。1gの薄いカードも、7gの厚めのカードも、どちらも2〜6gの範囲外です。

ただし、範囲から外れた後の料金は、1gか7gかだけでは決まりません。長さ14〜23.5cm、幅9〜12cm、厚さ1cmまで、重さ50gまでという定形郵便物の条件に収まるなら、現行料金は110円です。

たとえば15cm×10cm、厚さ1cm以内で、ほかの条件も定形に合う1gのカードは、通常はがきではなく定形郵便物の判定へ進みます。同じ外形の7gカードも進む先は定形の確認です。「軽すぎるから送れない」「6gを超えたからすぐ定形外」と決めないでください。

重さ・サイズ・形が合っていても、紙質・厚さ、表面色、表示、貼付物まで確認しなければ85円とは断定できません。

紙や写真を貼るなら全面を密着させる

紙を切った時点で15cm×10cmでも、縁から貼付物が張り出せば、完成品の外形は元の紙と同じではありません。投函する状態で最も外側までを確認します。

日本郵便のはがき表面への貼付に関するFAQによると、薄い紙、シール、写真などを付ける場合は、容易にはがれないよう全面を密着させます。折り紙などの立体物や、はがきより大きい紙は貼り付けられません。厚みが増すと手紙扱いになって料金が変わる場合もあるため、重量が6g以下でも装飾前と同じ区分だと決めないようにしましょう。

内国郵便約款第22条では、紙質と厚さは日本郵便が発行するはがきと同等以上、表面の色は白色または淡色と定められています。材料だけで判断しづらい場合や、厚みのある仕上がりになった場合は、郵便局へ完成品を持参して確認すると区分を決めやすくなります。

規格を外れたことが分かれば、次の問題は「送れないか」ではなく「第一種郵便物のどの区分に入るか」です。まず定形郵便物の範囲を見て、収まらない場合だけ定形外へ進みます。

規格を超えたカードは第一種郵便物として料金を決める

大きさと厚さの違うカードを三つの区分に整理する場面

日本郵便は、規格を超える私製はがきを第一種郵便物として扱うと案内しています。第一種郵便物では、定形郵便物と定形外郵便物で料金が異なるため、6gを超えたら一律で同じ金額になるわけではありません。

最初に定形110円へ収まるかを見る

現行の定形郵便物は、次の条件です。

項目 定形郵便物の条件
長さ 14cm以上23.5cm以下
幅 9cm以上12cm以下
厚さ 1cmまで
重さ 50gまで
料金 110円

たとえば、15cm×10cmで7g、厚さ1cm以内のカードは、通常はがきの6g上限を超えます。しかし、定形郵便物の大きさ、厚さ、重さには収まるため、条件をすべて満たせば110円の区分です。

16cm×11cm、5g、厚さ1cm以内のカードも、通常はがきの大きさからは外れますが、定形郵便物の範囲には入ります。こうしたカードを「6g以下だから85円」としたり、「はがき規格外だからすぐ140円」としたりせず、定形条件を間に挟んでください。

通常はがきの規格を外れたら、まず定形郵便物の長さ・幅・厚さ・重さを確認します。

定形に入らなければ定形外の規格内を確認する

定形外郵便物のうち「規格内」は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内です。この規格内で50g以内なら、現行料金は140円となります。

たとえば、24cm×13cm、厚さ1cm、30gのカードは定形の長さ・幅を超えます。一方で、定形外の規格内条件と50g以内の料金帯に収まるなら140円です。

幅だけが12cmを超えたカードも、定形110円から外れます。その時点で料金を決めず、長辺、短辺、厚さ、重さを定形外の規格内条件へ当てはめましょう。

はがき規格から何が外れたかで次の測定項目が変わる

重量だけが6gを超え、外形が15cm×10cmで薄いカードなら、定形の重さと厚さを確かめれば判断できます。長さが15.4cmを少し超えたカードでも、23.5cm以内か、幅12cm以内か、厚さ1cm以内かという定形条件へ進む流れです。

これに対し、幅が12cmを超える、厚さが1cmを超えるなど、定形の条件まで外れた場合は、定形外の長辺・短辺・厚さ・重さを測る必要があります。最初に外れた項目だけを見続けず、次の区分では必要な条件を一式確認するのがコツです。

はがき規格から外れた主な理由 次に優先して見ること
2g未満または6g超 定形の大きさ、厚さ、50gまでか
長さ15.4cm超または幅10.7cm超 定形の長さ23.5cm、幅12cm以内か
定形の幅・長さ・厚さを超える 定形外の規格内条件に収まるか
定形外の規格内も超える 規格外の重量帯と受け付け可能な範囲

この順なら、7gという数字だけを見て140円を選ぶ誤りを防げます。7gでも定形の全条件へ入れば110円であり、140円になるのは定形から外れて定形外規格内に入り、かつ50g以内の場合です。

定形外の規格内も超える50g以内は260円

定形外郵便物の規格内条件を超え、規格外に分類される50g以内の料金は260円です。厚さ3cmを超える立体的なカードなどは、50g以内でも140円の規格内料金にはなりません。

判定の順番 条件 50g以内の現行料金
通常はがき 2〜6g、所定サイズ、長方形、紙質・厚さ、表面色、表示、貼付物が全て規格内 85円
定形郵便物 14〜23.5cm、9〜12cm、厚さ1cmまで 110円
定形外・規格内 34cm×25cm以内、厚さ3cm以内 140円
定形外・規格外 定形外の規格内条件を超える 260円

この表の定形・定形外料金は50g以内を比べたものです。50gを超える場合は別の重量帯になるため、この4金額だけで決めず、日本郵便の国内料金表を確認してください。

大きさや厚さが受け付けられる最大範囲そのものを超えるような郵便物も、ここで示した260円へ自動的に当てはめられるとは限りません。この記事の中心は一枚のカードなので、著しく大きい物や重い物は現物の寸法・重量を基に郵便局で区分を確認するのが確実です。

料金区分が決まったら、次に見るのは手元の額面です。カードが通常はがきの規格内でも、63円の旧料額をそのまま使えば現在の85円には届きません。

63円のはがき・切手は合計85円になるようにする

古い額面のカードへ不足分の切手を追加するイメージ

通常はがきの料金は、2024年10月1日に63円から85円へ改定されました。以前購入した63円の郵便はがきや63円切手を使う場合は、現在の料金との差額を加えます。

63円から85円までの差は22円です。

手元のもの 現在必要な合計 足す差額
63円と印刷された郵便はがき 85円 22円
規格内の私製はがきに63円切手を貼ったもの 85円 22円
85円の郵便はがき・85円切手 85円 0円

日本郵便の新料額の普通切手の案内でも、旧料金の切手へ新料金との差額を足す必要があると説明されています。

63円の表示を消すのではなく、貼ってある額面との合計を85円に合わせると考えると分かりやすいでしょう。

差額を足す前にカードの規格を確定する

63円のはがきへ22円分を加えればよいのは、その一枚が現在も通常はがきの規格に収まる場合です。大きな装飾を付けて6gを超えた、別の紙を重ねてサイズが広がった、といった場合は、必要額が85円ではなく110円や定形外料金になることがあります。

たとえば、63円の郵便はがきへ装飾を加えた完成品が7gになり、定形郵便物の条件には収まる場合、目標にする合計は85円ではなく110円です。この場合、63円からの差は47円になります。

差額だけを先に計算せず、次の順に進めてください。

  1. 完成後の重さと大きさを測る
  2. 通常はがき、定形、定形外の区分を決める
  3. その区分の現行料金を確認する
  4. すでに付いている額面を引く
  5. 不足する分を追加して合計を合わせる

63円以外の旧料額は個別に引き算する

手元の額面が63円とは限りません。その場合も考え方は同じで、確定した現在料金から、すでに表示・貼付されている額面の合計を引きます。

すでに複数の切手が貼られている場合も、最初から63円だけを見るのではなく、印刷額面と切手額面を全部合計してください。その合計が確定した現行料金へ届いていなければ、不足分だけを加えます。

この確認を最後に回す理由は、目標額がカードの区分で変わるからです。通常はがきなら85円ですが、規格外で定形に移れば110円、定形外規格内の50g以内なら140円になります。同じ旧料額のカードでも、完成後の区分が異なれば足す金額は同じではありません。

「古いはがきは一律22円を足す」と覚えると、63円以外のものや、すでに別の切手を追加したものに対応できません。22円は、63円から85円へ合わせる場合の差額です。

現行料金の根拠は、日本郵便の料金表で確認できます。2024年10月1日から通常はがきを63円から85円へ変更した経緯は、2024年の郵便料金改定発表で示された内容です。

通常はがきの額面を整えられても、返信用の部分が付いた往復はがきには別の料金と重量条件があります。片道分だけを見て85円と判断しないようにしましょう。

往復はがきは170円・4〜12gの別規格

往復はがきの現行料金は170円、重さは4g以上12g以下です。通常はがきの85円・2〜6gとは、料金も重量も別に定められています。

種類 料金 重さ
通常はがき 85円 2〜6g
往復はがき 170円 4〜12g

返信用が付いた往復はがきを、通常はがき1通分の85円・6gまでとして扱わないでください。

料金だけでなく往復はがきの作り方も別に見る

往復はがきには、通常はがきとは別の規格があり、折り方にも条件があります。自作する場合は「通常はがきを二つつなげれば同じ」と外見だけで判断せず、日本郵便のはがき案内で往復はがきの条件を確かめることが必要です。

完成品が4〜12gへ収まることを量り、返信用部分を含めた一通として170円の料金を合わせます。片側だけを切り離した状態や、別の紙を後から重ねる予定がある状態では、投函時の完成重量を確認できません。

手元の種類が分からないときは返信部分の有無を見る

「往復」という名前が印刷されているかだけでなく、送信用と返信用が一体になっているかを確認します。返信してもらう紙を別に同封するカードは、往復はがきと同じものとして料金を決められません。

ここで必要なのは、自分が出そうとしているものの種類を最初に決めることです。通常はがきは85円・2〜6g、往復はがきは170円・4〜12gですが、私製なら重量以外の規格もそれぞれ確認します。

カードの種類、完成後の重量、外形、現行料金がそろえば、投函前の判断は一つの流れにまとめられます。最後に、具体例へ当てはめながら順番を確かめましょう。

投函前の確認順を一枚のカードに当てはめる

料金不足を避けるには、重さから金額を直接選ぶのではなく、種類、完成状態、はがき規格、第一種郵便物の順で進みます。

まずカードの種類を決める

最初の分岐は、通常はがきか往復はがきかです。

  • 返信部分が付かない一枚の通常・私製カード:通常はがきの規格から確認
  • 送信用と返信用が一体になった往復はがき:往復はがきの規格を確認
  • 通常はがきの規格を外れた私製カード:第一種郵便物の条件へ進む

種類を決めずに85円、110円、170円を比べると、重さの上限まで混ざってしまいます。使う表を先に一つ選ぶのがポイントです。

ここで「郵便はがき」と印刷された既製品か、切手を別に貼る私製カードかも分けておきます。既製品でも装飾後は完成状態を測り、私製カードなら重さ・縦横・形に加え、紙質・厚さ、表面色、「郵便はがき」等の表示、貼付状態を照合します。どちらも、見た目だけで現在料金を確定しない点は共通です。

完成した一枚を実測する

切手、シール、写真、貼り紙などを含め、投函する状態にしてから次を記録します。

  • 重さ
  • 長さ
  • 幅
  • 厚みのあるカードは厚さ
  • 長方形の紙かどうか
  • 紙質・厚さが日本郵便発行のはがきと同等以上か
  • 表面が白色または淡色か
  • 「郵便はがき」または相当する文字を明瞭に表示したか
  • 貼付物が薄く、全面を密着させた状態か

通常はがきの候補なら、2〜6g、14〜15.4cm、9〜10.7cm、長方形という条件に加え、紙質・厚さ、表面色、表示、貼付物を照合します。全てそろった私製カードが85円の対象です。

一つでも外れたら第一種郵便物へ進み、定形の14〜23.5cm、9〜12cm、厚さ1cmまで、50gまでに収まるかを見ます。収まれば110円。収まらなければ定形外の規格内・規格外を確認します。

具体例で料金区分を分ける

完成状態 最初の判定 次に見る条件 現行料金
15cm×10cm、5g、長方形で、紙質・表面色・表示・貼付も規格内 通常はがきの全規格内 追加判定なし 85円
15cm×10cm、7g、厚さ1cm以内 はがき重量超過 定形郵便物に収まる 110円
16cm×11cm、5g、厚さ1cm以内 はがきサイズ超過 定形郵便物に収まる 110円
24cm×13cm、30g、厚さ3cm以内 定形サイズ超過 定形外規格内に収まる 140円
定形外規格内の寸法・厚さを超え、50g以内 定形外規格内を超過 定形外規格外 260円

上の例は、表に示した寸法、厚さ、重さに加え、紙質・表面色・表示・貼付物もそれぞれの区分に合う場合の判断です。実物の一項目だけが同じでも、ほかが違えば同じ料金になるとは限りません。

具体例を自分のカードへ置き換えるときは、最も近い一行を選ぶのではなく、すべての測定値を自分の数字へ差し替えます。「7gだから二行目」と料金だけを写すのではなく、長さ、幅、厚さも定形条件に入っているかを確かめてください。

大きなカードでも、定形外規格内の四条件へ収まるかどうかで140円と規格外の区分が分かれます。反対に、一般的なはがきと同じ縦横でも、厚い装飾で1cmを超えれば定形110円の条件外です。どの例でも、数字は組み合わせで読む必要があります。

最後に額面の合計を合わせる

区分が決まってから、はがきに印刷されている額面と貼った切手を合計します。

  • 通常はがき規格内:合計85円
  • 定形郵便物:合計110円
  • 定形外規格内・50g以内:合計140円
  • 定形外規格外・50g以内:合計260円
  • 往復はがき規格内:合計170円

63円の旧料額はがきが通常はがき規格内なら、22円を足して85円にします。装飾後に定形110円へ変わったなら、85円に合わせてからさらに足すのではなく、最初から合計110円へ合わせれば十分です。

「完成品を測る → 郵便物の区分を決める → 現行料金を選ぶ → 手元の額面との差を足す」の順なら、重さだけの判断を避けられます。

迷ったときに戻る日本郵便の公式ページ

投函日がこの記事の確認日より後なら、料金改定がないかも含め、次の一次情報で最終確認してください。

今日出す一枚については、通常か往復かを決め、完成状態の重さと外形を測ります。私製なら紙質・厚さ、表面色、表示、貼付状態も確認し、通常はがきの全条件へ入れば85円、外れたら第一種郵便物の定形・定形外へ進み、最後に旧料額との差額を足してください。

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