スターバックスでお気に入りのタンブラーを持ち込んで注文すると、環境にも優しく、見た目もおしゃれですよね。
持ち帰りのときにも便利ですし、ドリンクが冷めにくい・ぬるくなりにくいなど、メリットがたくさんあるんです。
ところが、いざ自分のタンブラーで注文してみると「量が思ったより少ない…」と感じることはありませんか。
店舗で提供されるカップと、自分のタンブラーではサイズや形状が違うため、見た目のギャップで損をしたような気分になることもあるんですね。
しかし、実はスタバには公式の提供量やサイズのガイドラインがあり、特定のルールに沿ってドリンクが注がれているんですよ。
それを理解したうえで上手に注文すると、満足できる量を楽しめる可能性が高まるんです。
本記事では、タンブラー持ち込み時に「量が少ない」と感じる理由や対処法を詳しく解説します。
スタバのドリンクサイズの目安から、氷の量の調整、フラペチーノやホットドリンクならではのポイントまで網羅しました。
さらに、より快適にタンブラーを活用するためのアドバイスや、おすすめのサイズ選びなどもご紹介します。
自分のタンブラーを使いこなして、お気に入りのスターバックスドリンクを最大限に楽しんでくださいね。
スタバのタンブラー持ち込み時の適切な量

スターバックスでは、基本的に公式カップサイズと同等の容量でドリンクが提供されます。
しかし、持ち込みタンブラーを使う場合はタンブラーの形状や容量次第で、見た目や実際の量に違いが出やすいんですよ。
まずは、スタバでの公式の提供量や、なぜ少なく感じることがあるのかをチェックしましょう。
公式の提供量の基準
スターバックスには、「ショート」「トール」「グランデ」「ベンティ」といった公式のカップサイズがありますよね。
これらのサイズごとに、あらかじめ決められたオンス(oz)やミリリットル(ml)の基準量が存在します。
タンブラー持ち込みの場合も、基本は「頼んだサイズ通りの量を注いでくれる」という考え方なんです。
ただ、タンブラーが大きすぎたり、逆に小さすぎたりすると、その基準量とピッタリ合わないことがあるため、見た目や実際の容量に誤差が出てくるんですね。
ドリンクサイズ別の量
スタバの公式カップサイズと、そのおおよその容量は以下のようになっています。
- ショート(Short):約240ml
- トール(Tall):約350ml
- グランデ(Grande):約470ml
- ベンティ(Venti):約590ml(ホットの場合は590ml前後、アイスは約650ml前後)
ドリンクの種類や氷、クリームの量などによって多少の違いはありますが、基本的にはこれを目安に考えてくださいね。
タンブラーサイズごとの目安
もし持ち込むタンブラーの容量がトールサイズの350ml以上あれば、トールサイズのドリンクを注いでもらっても十分入る可能性が高いですよ。
ただ、フラペチーノなど氷やホイップをたっぷり使うドリンクの場合は、やや余裕を持った容量(400ml以上)がないと、溢れやすくなります。
逆にタンブラーの容量が小さい場合は、「本来トールサイズを頼んだけど入りきらなかった」ということもあり得るんですね。
その場合は店員さんが「サイズを落としますか? それともこぼれる分は別カップで提供しますか?」と確認してくれることも。
量が少なく感じる理由
タンブラー持ち込み時に量が少なく感じる主な理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 形状の違い
- スタバの公式カップは上部がやや広がっていることが多く、一方、持ち込みタンブラーはストレートに近い形状や、逆に下が広い形状などさまざま。
- 見た目の印象で「空間が余っているように見える」「あまり入ってなさそうに見える」というギャップが生じやすいです。
- 泡や氷の影響
- ドリンクが泡立ちやすいもの(ラテのスチームミルクやフラペチーノのクリームなど)の場合、公式のカップだと適正な余白を設ける分量で作られています。
- タンブラーに入れたとき、その余白部分が目立つと「少ない」と感じる要因に。
- 内部のメモリがない
- タンブラーによっては、内部に容量を示すメモリが存在しないため、正確な量を把握しづらいですね。
- そのため「こんなに隙間があるのに…」と錯覚しやすいんです。
氷の量による違い
アイスドリンクの場合、氷の量が多いと同じサイズでも実際に飲める液体部分が少なく感じられますよね。
スタバでは「ライトアイス(氷少なめ)」や「ノンアイス(氷なし)」といった調整が可能です。
氷を少なめにすれば、実際の液体部分が多くなり、タンブラーの中身が増えたように感じられることもあるんですよ。
ただし、氷が少ないと味が濃くなりやすい、温度が上がりやすいなどのデメリットもあるので、好みに合わせて調整してくださいね。
タンブラー持ち込みで上手に注文するコツ

少なく感じるからといって、追加料金を払わずにどんどん注いでもらえるわけではありません。
しかし、注文時の伝え方や調整の仕方を工夫することで、自分が求める量に近づけることは可能なんです。
注文時の伝え方の例
タンブラーを出すときに、一言「○○サイズでお願いします」と伝えるだけでも十分ですが、以下のような工夫をするとよりスムーズですよ。
- 「タンブラーは○mlくらい入ります」と伝える
- 自分のタンブラーの大体の容量を把握しておくと、店員さんも量をイメージしやすいです。
- 「少し隙間を残して注いでください」とお願いする
- あふれる心配がある場合や、フラペチーノなどの泡が立ちやすいドリンクを注文するときに有効です。
- 「もし入りきらない場合は公式カップに残りをお願いします」と伝える
- タンブラーに入りきらない分をもらえば、量が損なわれる心配がありません。
氷の量の調整方法
アイスドリンクの場合は、氷の量を指定できるので覚えておくと便利です。
- ライトアイス:氷が少なめ。飲める量が若干増えるが、時間が経つとぬるくなりやすい。
- エクストラアイス:氷多め。キンキンに冷やしたいけれど、実際のドリンク部分が減るので量が少なく感じられる場合も。
- ノンアイス:氷なし。液体の分量は増えるが、冷たさは短時間しか維持できない。
タンブラーの保温・保冷性能が高ければ、氷を少なくしてもある程度温度を保ちやすいですよ。
ドリンクに合わせた指定方法
- フラペチーノ系
- ホイップクリームが乗っている場合、蓋までの空間を確保する必要があります。
- 「蓋を閉めたときにあふれない程度にお願いします」と伝えると、店員さんがバランスを考えてくれます。
- ラテやカプチーノ系(ホット)
- 泡が立ちやすいので、タンブラーの形状によって泡が盛り上がるかもしれません。
- 「少し空けていただいて大丈夫です」と一言添えると安心ですね。
- ティーやリフレッシャーズ系
- 氷が少ないと、味が濃くなりがちなドリンクもあります。
- シロップの甘さやフレーバーが強い場合は「ライトアイス」か「通常の氷量」がおすすめです。
ドリンク別の量の特徴

ドリンクの種類によって、同じサイズでも容量の内訳が異なります。
たとえばフラペチーノとホットラテでは、同じトールサイズでも見え方や実際の飲める量が違うんですよ。
ここからは、フラペチーノ・ホットドリンク・アイスドリンクそれぞれの量の特徴を見ていきましょう。
フラペチーノの場合
フラペチーノは氷を細かくクラッシュしたシェイク状のドリンクですよね。
そのため、液体と固体(氷)が混在しており、ホイップやソースも加わるので、実際にどれだけ「飲める部分」があるか把握しづらいんです。
ホイップの量と調整
フラペチーノにはホイップクリームが乗っていることが多く、その分、カップの上部を大きく占拠します。
店員さんも通常は見た目のバランスを考えてホイップを絞りますが、タンブラーの場合だと蓋がしっかり閉まらず、ホイップを少なめにする必要があるかもしれません。
「ホイップを少なめで」「ホイップなしで」など指定することで、飲める液体部分が増える場合もあります。
逆にホイップが好きな人は、「ホイップ多め(エクストラホイップ)」を頼むこともできますよ。
ただし、そのぶんタンブラーに入りきらなくなるリスクが高まるので注意してくださいね。
カスタマイズ時の注意点
チョコチップやソースなどを追加カスタマイズすると、その分トータルの容量が増えます。
結果的にタンブラーに入りきらない可能性があるんです。
「今日はチョコチップも追加したいけど、量は通常のトールサイズで大丈夫なのか」と気になる場合は、店員さんに相談すると安心ですよ。
必要に応じて、こぼれた分を別カップで提供してもらうなどの対応もできるかもしれません。
ホットドリンクの場合
ホットドリンクの場合は、スチームミルクやフォーム(泡)の層があるかどうかで見た目の量が変化します。
- カフェラテ、カプチーノ
- ミルクをスチームして泡立てているので、時間が経つと少し落ち着いて液体部分が減ったように見えることも。
- アメリカーノやドリップコーヒー
- ほぼ液体で満たされるので、タンブラーの隙間まできっちり入っているように見えやすいですね。
タンブラーによっては、蓋がしっかり閉まるように少し余白をとる必要があるので、それで「少ない」と感じることがあるかもしれません。
アイスドリンクの場合
先ほども述べたように、アイスドリンクは氷の量が大きく影響します。
- ライトアイスにすると液体が増える分、タンブラー内の占有率が上がって満足感が増す
- 氷ありの普通量だと見た目も通常通りだが、飲んでいるうちに氷が溶けて味が変わる
タンブラーの保冷機能が高いと、氷がなかなか溶けずに最後まで冷たさを維持できるメリットがありますよ。
ただし、そのぶん元々の液体量は多くないと感じる場合があるので、好みに合わせて調整してみてくださいね。
より快適にタンブラーを使用するポイント

タンブラーを使うときは量だけでなく、使い勝手や保温・保冷性能、サイズ選びなども重要ですよね。
ここからは、さらに快適にタンブラーを活用するためのポイントをご紹介します。
おすすめのタンブラーサイズ
一般的には、トールサイズ(350ml)を余裕をもってカバーできる容量(400〜450ml程度)があると便利です。
グランデサイズ(470ml)を頼むことが多い人は、500ml以上のタンブラーを用意するのがおすすめですよ。
ただし、大きすぎるタンブラーだと持ち運びがかさばったり、カバンに入らなかったりするデメリットが生じることもあります。
自分がよく注文するサイズとライフスタイルに合わせて、適切なタンブラー容量を選んでくださいね。
事前の容量確認方法
初めて使うタンブラーの場合は、自宅で水を入れてどのくらい入るのか計測してみると安心です。
メモリ付きの計量カップなどを使って、実際にml単位で測定してみるといいですよ。
「このタンブラーには400mlくらいがちょうどいいな」とわかっていれば、店頭で店員さんに「トールサイズで余裕あります」「グランデはちょっと厳しいかも」など、自信を持って伝えられますね。
スムーズな注文の手順
- 注文前にタンブラーを差し出す
- レジで「タンブラーを使いたいんですが、容量は○○mlくらいです」と先に伝えるとスムーズ。
- 店員さんがどのサイズが適切かイメージしやすくなります。
- ドリンクサイズを指定
- トールやグランデなど、普段注文しているサイズをそのまま伝えましょう。
- 氷やホイップの有無、カスタマイズを合わせて伝えるとさらに明確です。
- 量や隙間に関する希望を伝える
- 「いっぱいまで入れて大丈夫です」「少し隙間を残してもらって大丈夫です」など。
- 入りきらない場合は、残りを別カップでお願いします、という方法もOKですよ。
- 受け取り時に確認
- ドリンクを受け取ったら、溢れていないか、思ったより少なくないか、さっとチェックしてみてください。
- 万が一、誤ってサイズが違う場合などは、その場で店員さんに伝えれば修正してもらえることが多いです。
カスタマイズ時に気をつけたい追加要素

タンブラー持ち込みでのドリンク注文が複雑になるのは、やはりカスタマイズをするときです。
フレーバーシロップの追加やフォームミルクの変更など、通常よりドリンク自体の容量が変動しやすくなります。
追加シロップやソース
- シロップを追加すると、液体量が増えて甘さもアップ。
- そのぶん氷を減らさないとタンブラーに入りきらない可能性が。
- 店員さんに「追加シロップ込みでトールサイズを入れても大丈夫ですか?」と確認すると安心です。
エスプレッソショットの追加
- ショットを追加すると、同じカップサイズでも全体的に苦味やコクが増し、少し液体が増えます。
- ホイップクリームやフォームミルクがあるドリンクなら、あふれるリスクが高まるので注意。
ミルク種類の変更
- オーツミルクやアーモンドミルクなどの代替ミルクを選ぶと、泡立ち具合や味の濃さが微妙に変わります。
- 量への影響はそこまで大きくありませんが、ドリンク全体のテクスチャーが変わるので、タンブラーの形状に影響が出る場合も。
タンブラー利用時の割引やキャンペーン

スタバでは、タンブラー持ち込みで注文するとドリンク代から割引される制度(リユーザブルカップ割引)がありますよね。
日本国内では「20円引き」などが一般的ですが、時期や店舗によって異なるキャンペーンが展開される可能性もあります。
割引を受けるための条件
- タンブラーやリユーザブルカップを「清潔な状態」で持ち込むこと。
- 一部対象外商品があるかもしれないので、気になる場合は店員さんに確認してください。
キャンペーン情報のチェック
- スタバ公式サイトやアプリでキャンペーン情報を確認すると、期間限定の割引や特典がある場合も。
- 新作ドリンクをリユーザブルカップで注文すると特別なグッズがもらえる企画なども、ごくまれに実施されています。
タンブラーのメンテナンスと保管
最後に、タンブラーを長く衛生的に使うためのメンテナンスや保管方法についてお伝えします。
使用後は早めに洗う
- コーヒーやミルクドリンクは、放置すると臭いや汚れが落ちにくくなる原因に。
- できるだけその日のうちに、中性洗剤でしっかり洗いましょう。
パッキン部分の清掃
- ステンレスやプラスチック製のタンブラーは、蓋やパッキンが取り外せるものが多いです。
- パッキン裏に汚れが溜まると雑菌が繁殖しやすいので、定期的に外して洗ってくださいね。
定期的に煮沸や漂白
- ステンレス製の場合、煮沸に対応しているか取扱説明書をチェック。
- プラスチックやゴム製のパーツは耐熱温度を確認してから、必要に応じて漂白剤や除菌剤でケアすると清潔に保てます。
まとめ:自分のタンブラーでスタバをもっと楽しもう

スターバックスのタンブラー持ち込み時に「量が少ない」と感じてしまうのは、公式カップとの形状の違いや氷の量、泡などの要因が重なるからなんですね。
しかし、店員さんに適切に希望を伝えたり、氷やホイップの量を調整したりといった工夫をすれば、十分に満足のいくドリンク量を楽しめる可能性がありますよ。
ドリンクサイズの目安を把握して、自分のタンブラーの容量を把握しておけば、注文時に「あふれないかな」「足りないかも…」といった不安も減ります。
加えて、タンブラー利用による割引や環境への配慮など、嬉しいメリットもたくさんあります。
ぜひ、今回ご紹介したポイントを活かして、お気に入りのスタバドリンクをマイタンブラーで味わってみてくださいね。
量の調整やカスタマイズをうまく活用して、自分にぴったりの一杯を手に入れてください。
そして、タンブラーのメンテナンスや保管にも気を配りながら、末長く大切に使い続けていただけたら幸いです。
自分のタンブラーで飲むスタバは、いつもよりちょっぴり特別な気分を味わえますよ。
どうぞ楽しんでくださいね。