4歳を迎える子どもは、保育園でもおしゃべりや遊びの幅がぐんと広がり、まるで毎日が冒険のような時期すよね。
大人からするとまだまだ小さく見える一方で、本人にとっては大切な世界が広がっている時なんです。
そこで本記事では、4歳のお子さんの誕生日をお祝いするときに使えるメッセージ文例や、保育園の誕生日会で読み上げられるような例文をたっぷりご紹介しますよ。
子どもが理解できるやさしい言葉の選び方や、メッセージを一層盛り上げる工夫のコツなどもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
親から4歳の子どもへのメッセージ例文

4歳のお誕生日には、「大きくなったね」という気持ちだけでなく、日頃の感謝や成長への喜びを伝えるのがおすすめですよ。
子どもが自分でも読める内容にするか、親が読み聞かせてあげるのを前提にするかで文章の書き方が変わってきます。
ここでは、短いものから思い出を盛り込む少し長めのものまで、いくつかバリエーションを見ていきましょう。
短い誕生日メッセージ例
4歳の子どもにも伝わりやすい、短めのメッセージです。
文字数を絞ることで、保育園の誕生日会で読みやすかったり、お子さん本人が自分で読もうとしても理解しやすかったりします。
「○○くん(ちゃん)、4さいのおたんじょうび おめでとう。
いつも げんきに いっぱい あそんでいる すがたを みると、
おとうさん(おかあさん)は とっても うれしいんだよ。
これからも いっぱい わらって たのしいまいにちに していこうね。」
「○○くん(ちゃん) 4さいになったね、おめでとう。
おとうさん(おかあさん)は、きみの えがおが だいすきです。
これからも だいすきなことを たくさん みつけてね。」
短いメッセージは、飾りやイラストを足すとカードとしても可愛くまとまりやすいですよ。
読みやすいひらがな例文
4歳児はひらがなを少しずつ覚え始めている時期かもしれませんね。
自分で読めるひらがなを増やしてあげると、達成感も得られて嬉しいです。
こんなふうに、ひらがなメインで書いてあげるのはいかがでしょう。
「○○くん(ちゃん)へ
4さいの おたんじょうび おめでとう。
きょうは きみにとって だいじな ひ。
たのしく わらって げんきに あそんでね。
おとうさん(おかあさん)は、きみの えがおが いちばん すきだよ。」
簡単な言葉だけでまとめてあげると、子どもが自分で読もうとチャレンジしてくれることもありますよ。
親の気持ちを伝える例文
もう少し親の想いをしっかり伝えたいときは、こんな例文を参考にしてみてくださいね。
「○○くん(ちゃん)、4さいの おたんじょうび おめでとう。
おとうさん(おかあさん)は、いつも きみの やさしい ことばや げんきな すがたに
とても たすけられているんだよ。
きみが にこにこ していると、まわりのみんなも しあわせな きもちに なるんです。
これからも いっしょに たのしい じかんを すごそうね。」
子どもにとっては、「自分の存在が家族を助けている」と感じられる言葉ってとっても嬉しいものなんですよ。
成長を祝うメッセージ
4歳になると、言葉や運動能力はもちろん、いろいろなことが少しずつできるようになってきますよね。
「もうこんなことができるんだ!」と親が感動している気持ちを素直に伝えると、子どもも誇らしく感じられますよ。
「○○くん(ちゃん)、4さいの おたんじょうび おめでとう。
あかちゃんのころは、なんにも できなかったのに
いまは じぶんで はやく おきられたり、 おてつだいも してくれるね。
これからも できることが どんどん ふえて、 もっと せかいが ひろがるよ。
おとうさん(おかあさん)も いっしょに おうえん しているからね。」
こうしたメッセージを読んだときに「そういえば最近こんなこともできるようになったなぁ」と具体的なエピソードを思い出してくれると、子どもは嬉しそうに頷いたり、笑顔になったりします。
思い出のエピソードを入れた文例
誕生日は、これまでの1年間の思い出やエピソードを振り返る絶好の機会ですよね。
それをメッセージに盛り込むと、読み返すときにも「あのとき、こんなことがあったんだよね」と懐かしく感じられますよ。
「○○くん(ちゃん)、4さいの おたんじょうび おめでとう。
この1ねんで きみは いろんな ことを がんばっていたね。
とくに、 きょねんの うんどうかい では、 はやく はしれて びっくりしたよ。
いっしょうけんめい くるまの おもちゃを あつめて あそんでいたことも たのしかったね。
これからも、すきなことを めいっぱい たのしんで すごしてね。」
具体的なイベントや頑張ったことを挙げると、子どもだけでなく家族みんなで振り返りながら楽しめますよ。
保育園の誕生日会で使えるメッセージ

保育園では、みんなの前で親からのメッセージが読み上げられることもありますよね。
限られた時間で読み聞かせる場合は、シンプルで分かりやすい内容が喜ばれます。
とはいえ、誕生日を迎える子どもが「自分のためのメッセージなんだ」と実感できる内容にしたいものです。
みんなの前で読みやすい文例
保育園の誕生日会では、声に出して読まれることを想定して、あまり長すぎない・難しすぎない言葉選びを心がけるといいですね。
「○○くん(ちゃん)、4さいの おたんじょうび おめでとう。
いつも おともだちと いっしょに げんきに あそんでいる すがたを みると
おとうさん(おかあさん)は とても うれしくなるよ。
これからも たくさんの ことを まなびながら、
みんなと なかよく たのしい まいにちを すごしてね。」
これくらいの長さだと、読むほうも聞くほうも集中しやすいんです。
保育園の先生に渡すメッセージ
保育園によっては、先生に渡して後日掲示してくれたり、子どものファイルに保存してくれる場合もありますよね。
先生への感謝の気持ちも添えておくと、園とのコミュニケーションが深まりやすいです。
「○○くん(ちゃん)の 4さいの おたんじょうびを
いっしょに おいわい してくださり ありがとうございます。
せんせいたちや おともだちに かこまれて、
まいにち たのしく すごしている ○○くん(ちゃん)を みると、
おうちのひと みんな が とてもしあわせに なります。
これからも どうぞ よろしく おねがいします。」
子どもだけでなく、保育園全体に感謝を伝えたいときは、こんな文面がおすすめですよ。
クラスの友達と共有する内容
誕生日会では、子どものクラスメートがたくさん聞いていることを想定して、少しみんなに向けたメッセージを入れてみるのもいいですよ。
「○○くん(ちゃん)は いつも おともだちを だいじにして、
いっしょに あそぶのが だいすきですよね。
みんなと たのしく すごしている すがたを みると、
おとうさん(おかあさん)も なんだか うれしい きもちに なります。
4さいに なっても たくさん のびのび あそんで、
みんなと いっしょに すてきな おもいでを つくってね。」
こうしたメッセージだと、クラスの友達も自分たちの関わりを感じて喜んでくれるかもしれませんね。
4歳児が理解できるメッセージの書き方

せっかくメッセージを書くなら、子ども本人が「自分に向けられた言葉なんだ」と実感し、なるべく理解できるようにしたいものです。
4歳児が読みやすく、理解しやすい表現を使うコツをいくつかご紹介します。
言葉選びのポイント
4歳児がかろうじて読める漢字やカタカナは限られています。
また、長すぎる文章や抽象的な言葉はピンとこないことが多いんですね。
- ひらがな中心で書く
- 漢字を使うときは読みがなを振るか、親が代わりに読んであげるといいですよ。
- 短いフレーズで区切る
- 1文を長くせず、「~だね。」「~だよ。」とリズミカルに終わると、聞いていてわかりやすいです。
- やさしく肯定的な言葉を選ぶ
- 「すごいね」「たのしいね」「ありがとう」といったポジティブな言葉が子どもの心に届きやすいですよ。
好きなキャラクターを取り入れる工夫
4歳にもなると、自分の好きなキャラクターや動物、ヒーローなどがはっきりしてくる子も多いです。
メッセージにちょこっと「○○(キャラクター)といっしょに おたんじょうびを おいわいしているよ」といったフレーズを入れると、子どもは親近感を持って聞けるかもしれません。
例えば、「○○くん(ちゃん)の すきな でんしゃが いっしょうけんめい はしって、 きみのおたんじょうびを おいわいしに きてくれているよ」などとイメージをふくらませるのも楽しいですよ。
絵や写真を活用する方法
文章だけでなく、子どもの好きな絵や、家族写真をちょっと添えるだけで、ぐんと興味を引けるんです。
- 手作りカードにイラストを添える
- 子どもの似顔絵や好きな動物、キャラクターを描いてみる。
- 絵が苦手でも、ちょっとしたワンポイントなら気持ちが伝わりますよ。
- 写真を印刷して一緒に貼る
- 家族で撮った写真や、子どもが楽しそうに遊んでいる写真を使えば、メッセージカードがオリジナル感満載に。
- 読んだあとに見返したときにも、思い出が蘇りますね。
心に残る誕生日メッセージを作るコツ

4歳の誕生日は、子どもにとってはまだまだ小さな節目かもしれませんが、親にとってはとても大きな成長の瞬間ですよね。
この貴重なタイミングを逃さず、しっかり気持ちを伝えてあげれば、子どもの心にも深く残るはず。
最後に、より心に残るメッセージに仕上げるためのポイントをいくつかお伝えします。
子どもの個性を活かした内容
子どもの個性や趣味を積極的に取り入れると、その子だけに向けた特別なメッセージになりますよ。
例えば、車好きなら「くるまの ことを たくさん しっている きみは ほんとうに すごいね」と感心する一言を添えるなど。
また、性格的な長所(やさしさ、我慢強さ、明るさなど)を具体的に褒めるのも効果的です。
将来の夢や希望に触れる言葉
4歳児に「将来の夢は?」と聞いても、まだ曖昧な答えが多いかもしれません。
でも、「きみが おおきく なったら なにを したいのかな? おとうさん(おかあさん)は いっしょに たのしみに しているよ」といったフレーズで想像を促してあげるだけでも、子どもはワクワクします。
大人から見れば取るに足らない内容でも、子ども自身の想像力や気持ちを認めてあげると、自信にも繋がるんですね。
手作りカードのアイデア
最後に、誕生日メッセージを綴るうえで、カード自体のデザインにもこだわりたいという方もいるかもしれません。
- 折り紙やシールを活用
- 4歳児が一緒に貼れるようなシールをたくさん準備して、お祝い感を出すのも楽しいですよ。
- 立体的にする
- カードを開いたときに飛び出す仕掛けを作るのは少し手間がかかりますが、驚きと喜びを演出できます。
- メッセージとイラストを組み合わせる
- 大きめの文字でメッセージを書き、周囲にイラストを添えると、読みやすさと可愛さが両立しますよ。
子どもが成長しても振り返りたくなるような、思い出深いカードができあがると素敵ですよね。
ここまで、4歳の誕生日に贈るメッセージ例文やアイデアをたくさんご紹介してきました。
誕生日って、子どもにとっては「主役になれる特別な日」ですし、親にとっても成長を感じる大事な日ですよね。
メッセージはシンプルなものでも、子どもの名前や性格、好きなものを盛り込むだけでオリジナル感がぐっと高まりますよ。
また、保育園の誕生日会で読み上げられることを想定するなら、短めの文で周囲のお友達にも伝わる内容にしてあげると場が盛り上がるはずです。
大切なのは「子どもに対する愛情や応援する気持ち」が伝わるように書くこと。
ひらがなメインにしてみたり、好きなキャラクターを登場させたり、写真を貼ったりと、工夫できる要素はたくさんあります。
ぜひ、この記事を参考にして、4歳の誕生日を迎えるお子さんに向けた、心温まるメッセージを考えてみてくださいね。
お子さんの笑顔や驚きの表情を想像しながら文章を綴る時間も、きっと素敵な思い出の一部になるはずですよ。
それでは、4歳の誕生日が親子にとって最高の一日となりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。