茶碗蒸しを作りたいけれど、専用の器がなくて困ったことはありませんか。
茶碗蒸しは和食の定番料理ですが、わざわざ専用の器を買うのはもったいないと感じる方も多いですよね。
実は、家にある身近な食器でも、茶碗蒸しを美味しく作ることができるんです。
この記事では、茶碗蒸しの器として代用できる食器を7つご紹介し、それぞれの特徴や使い方を詳しく解説していきます。
湯呑み、ココット皿、プリンカップなど、耐熱性のある容器なら様々なものが使えますよ。
また、代用器を選ぶときのポイントや、蒸し器・電子レンジ・フライパンなど調理方法別のおすすめ器もまとめています。
代用器を使っても「す」が入らず、なめらかな茶碗蒸しに仕上げるコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
専用の器がなくても、今日から茶碗蒸し作りにチャレンジできるようになりますよ。
茶碗蒸しの器として代用できる食器7選

茶碗蒸しの専用器がなくても、家にある食器で代用できます。
ここでは、おすすめの代用器を7つご紹介しましょう。
湯呑み・マグカップ|手軽で使いやすい定番
湯呑みやマグカップは、茶碗蒸しの器として最も手軽に使える代用品です。
どの家庭にも必ずあるため、思い立ったらすぐに茶碗蒸し作りを始められますよ。
湯呑みは和の雰囲気があり、茶碗蒸しとの相性も抜群です。
陶器製の湯呑みは耐熱性があるため、蒸し器でもレンジでも使えて便利でしょう。
マグカップも同様に使えますが、洋風のデザインが多いため、盛り付けた時の雰囲気は少し変わります。
取っ手があると、熱くなった器を取り出す際に便利なので、安全面でもおすすめですね。
サイズは200ml~250ml程度のものが、一人分の茶碗蒸しにちょうど良い大きさになります。
小鉢・小さめの丼|和食器で雰囲気もバッチリ
小鉢や小さめの丼も、茶碗蒸しの器として優秀な代用品です。
和食器なので、茶碗蒸しを盛り付けた時に自然な雰囲気が出ますよ。
小鉢は深さがあるものを選ぶと、卵液がたっぷり入れられて満足感のある茶碗蒸しになります。
陶器製の小鉢であれば、耐熱性も十分にあるため、蒸し器での調理に適しているでしょう。
小さめの丼は、やや大きめの茶碗蒸しを作りたい時に便利です。
ただし、器が大きくなると加熱時間も長くなるため、火加減の調整が必要になりますね。
和食器で作ると、見た目も本格的な茶碗蒸しに仕上がるため、おもてなし料理としても使えます。
ココット皿・グラタン皿|オーブン・レンジ対応で便利
ココット皿やグラタン皿は、耐熱性に優れた代用器としておすすめです。
これらの食器は元々オーブンやレンジでの使用を前提に作られているため、安心して使えますよ。
ココット皿は小ぶりで深さがあり、茶碗蒸しにぴったりのサイズです。
陶器製やガラス製のものが多く、どちらも蒸し器・レンジ・フライパン蒸しのすべてに対応できるでしょう。
グラタン皿は少し浅めのものが多いですが、その分幅があるため、具材をたっぷり入れた茶碗蒸しを作れます。
洋風の見た目になりますが、味には全く影響がないため、気にせず使って問題ありませんね。
蓋がついているタイプもあるため、蒸す際に便利です。
プリンカップ・耐熱ガラス容器|見た目もかわいい
プリンカップや耐熱ガラス容器も、茶碗蒸し作りに適した代用器です。
透明なガラス容器を使うと、中身が見えて茶碗蒸しの層が美しく見えますよ。
プリンカップはサイズがちょうど良く、一人分の茶碗蒸しを作るのに最適です。
耐熱ガラス製のものであれば、電子レンジでも蒸し器でも使えて便利でしょう。
耐熱ガラス容器は、PYREX(パイレックス)などのブランド品なら高温にも対応できます。
見た目がおしゃれなので、そのまま食卓に出しても華やかな雰囲気になりますね。
ただし、ガラス製の容器は熱伝導が良いため、加熱時間は陶器より短めに調整する必要があります。
茶碗・ご飯茶碗|サイズ感がちょうどいい
普段使っているご飯茶碗も、茶碗蒸しの器として代用できます。
茶碗は深さがあり、容量も200ml~250ml程度のものが多いため、茶碗蒸しにぴったりなんですよ。
陶器製の茶碗なら耐熱性も問題なく、蒸し器での調理に適しています。
和食器なので、茶碗蒸しを盛り付けた時の見た目も自然で美しいでしょう。
ただし、茶碗には蓋がないため、蒸す際にはアルミホイルやラップで覆う必要があります。
茶碗の形状は丸みがあるため、熱が均一に伝わりやすく、「す」が入りにくいというメリットもありますね。
家族分の茶碗蒸しを作る際も、普段使っている茶碗なら数も揃っていて便利です。
耐熱タッパー・保存容器|たくさん作りたいときに
耐熱性のあるタッパーや保存容器は、大きめの茶碗蒸しを作りたい時に便利です。
家族みんなで分けて食べる場合や、作り置きしたい時におすすめですよ。
耐熱タッパーは電子レンジ対応のものが多く、レンジで茶碗蒸しを作る際に使いやすいでしょう。
蓋がついているため、蒸す際にも便利で、そのまま冷蔵保存もできます。
ただし、タッパーは深さがあまりないものが多いため、浅めの茶碗蒸しになることが多いですね。
また、プラスチック製のタッパーは蒸し器での使用には向かないため、電子レンジ専用として使うのがおすすめです。
大きめに作って、小分けにして食べるスタイルも手軽で良いでしょう。
紙コップ・アルミカップ|使い捨てで後片付けラク
紙コップやアルミカップは、使い捨てできる便利な代用器です。
後片付けが楽なので、たくさん作る時やアウトドアで茶碗蒸しを作る際に重宝しますよ。
紙コップは蒸し器での使用に適しており、蒸気でふやけることもありません。
ただし、一般的な紙コップは電子レンジでの使用は推奨されていないため、蒸し器での調理がおすすめです。
なお、「電子レンジ対応」と明記された耐熱紙コップも市販されており、こちらなら電子レンジでも使えるでしょう。
アルミカップは耐熱性があり、蒸し器やオーブンで使えますが、金属製のため電子レンジでは絶対に使用できません。
見た目は簡素になりますが、味には全く影響がないため、実用性重視の方におすすめですね。
使い捨てなので、イベントやパーティーで大量に作る際にも便利です。
茶碗蒸しの器を代用するときの選び方

代用器を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは、安全で美味しい茶碗蒸しを作るための選び方をご紹介しましょう。
耐熱性があるかを必ず確認
茶碗蒸しを作る際に最も重要なのは、器の耐熱性です。
蒸し器やレンジで加熱するため、耐熱性のない器を使うと割れたり変形したりする危険がありますよ。
陶器製の食器は基本的に耐熱性がありますが、装飾が施されているものや薄手のものは注意が必要です。
ガラス製の容器は、必ず「耐熱ガラス」と表示されているものを選びましょう。
普通のガラスコップは急激な温度変化で割れる可能性があるため、使用は避けてくださいね。
プラスチック製の容器は、電子レンジ対応と表示されているものでも、蒸し器での高温には耐えられないことが多いため、用途を確認することが大切です。
器の底や側面に耐熱温度の表示があるか、購入時の説明書を確認しておくと安心でしょう。
蒸し器とレンジで使える素材の違い
調理方法によって、使える器の素材が異なることを理解しておきましょう。
蒸し器での調理は、高温の蒸気に長時間さらされるため、陶器や耐熱ガラスが適していますよ。
一般的な紙コップは蒸し器では使えますが、電子レンジでの使用は推奨されていません。
ただし、「電子レンジ対応」と明記された耐熱紙コップなら、電子レンジでも使用できます。
アルミカップは金属製なので、電子レンジでは絶対に使えないため注意が必要ですね。
電子レンジで作る場合は、「電子レンジ対応」と明記された容器を選ぶ必要があります。
金属製の容器や、金・銀の装飾が施された食器は電子レンジでは絶対に使えません。
耐熱プラスチック製のタッパーは電子レンジには使えますが、蒸し器の高温には耐えられないことが多いでしょう。
陶器製の器や耐熱ガラス容器なら、蒸し器でもレンジでもフライパン蒸しでも使えるため、最も汎用性が高くておすすめです。
サイズや深さはどれくらいがベスト?
茶碗蒸しの器として代用する場合、適切なサイズと深さを選ぶことが大切です。
一人分の茶碗蒸しには、容量200ml~250ml程度の器がちょうど良いサイズですよ。
これは、一般的な湯呑みやココット皿、プリンカップのサイズに相当します。
深さは5cm~8cm程度あると、卵液がたっぷり入れられて、満足感のある茶碗蒸しになるでしょう。
浅すぎる器だと、具材が卵液から飛び出してしまったり、加熱ムラが出やすくなったりします。
逆に、あまりに深い器だと、中心部まで火が通るのに時間がかかり、表面だけ固まってしまうこともありますね。
器の口が広すぎると、蒸気が入りすぎて「す」が入りやすくなるため、やや口が狭まっている形状の方が失敗しにくいです。
代用器で茶碗蒸しを作るときの注意点

代用器を使って茶碗蒸しを作る際には、いくつかの注意点があります。
安全に美味しく作るためのポイントを見ていきましょう。
器が熱くなるので取り出しは慎重に
茶碗蒸しを蒸し終わった後、器は非常に高温になっています。
特に陶器やガラス製の器は熱を保ちやすいため、素手で触ると火傷する危険がありますよ。
蒸し器から取り出す際は、必ず乾いた布巾やミトンを使いましょう。
濡れた布巾を使うと、熱で蒸気が発生してかえって危険なため、注意が必要です。
マグカップや湯呑みのように取っ手がある器なら、取り出しやすくて安全でしょう。
取っ手がない器の場合は、トングや菜箸を使って慎重に取り出してくださいね。
食卓に出す際も、器が熱いことを一緒に食べる人に伝えて、火傷を防ぐことが大切です。
蓋がない場合の対処法(アルミホイルなど)
茶碗蒸しを蒸す際には、器に蓋をすることで余分な水分が入るのを防ぎます。
専用の茶碗蒸し器には蓋がついていますが、代用器の多くには蓋がありませんよね。
その場合は、アルミホイルやラップで器の口を覆うことで代用できますよ。
アルミホイルを使う場合は、器よりやや大きめに切り、器全体を覆うようにかぶせます。
蒸し器の蓋から落ちる水滴が直接茶碗蒸しに入らないよう、しっかりと覆うことが大切です。
電子レンジで作る場合は、ふんわりとラップをかけることで蒸気を逃がしながら加熱できるでしょう。
ココット皿のように蓋付きの器を使えば、この手間が省けて便利ですね。
火加減や加熱時間の調整ポイント
代用器を使う場合、器の素材や大きさによって加熱時間を調整する必要があります。
陶器製の器は熱伝導がゆっくりなため、ガラス製より少し長めの加熱時間が必要ですよ。
薄手のガラス容器は熱が伝わりやすいため、加熱時間は短めに設定しましょう。
器が大きくなればなるほど、中心部まで火が通るのに時間がかかるため、加熱時間を延長する必要があります。
茶碗蒸しの「す」を防ぐためには、強火ではなく弱火でじっくり蒸すことが重要です。
電子レンジで作る場合は、500W~600Wの中火で様子を見ながら加熱すると失敗しにくいでしょう。
竹串を刺してみて、透明な液が出てくれば火が通っている証拠ですね。
調理方法別|代用器の使い分け

茶碗蒸しの調理方法によって、適した代用器は異なります。
ここでは、調理方法別のおすすめ器をご紹介しましょう。
蒸し器で作る場合のおすすめ器
蒸し器で茶碗蒸しを作る場合、耐熱性の高い陶器製の器が最適です。
湯呑み、小鉢、ご飯茶碗、ココット皿などが特におすすめですよ。
陶器は熱をゆっくりと均一に伝えるため、なめらかな茶碗蒸しに仕上がります。
耐熱ガラス製のプリンカップや容器も、蒸し器での使用に適しているでしょう。
一般的な紙コップやアルミカップも、蒸し器では問題なく使えます。
蒸し器を使う場合は、蒸気がしっかり回る程度に器同士の間隔を空けて並べることが大切ですね。
器が多すぎて詰め込みすぎると、蒸気の循環が悪くなり、加熱ムラが出てしまうことがあります。
電子レンジで作る場合のおすすめ器
電子レンジで茶碗蒸しを作る場合は、「電子レンジ対応」と明記された器を選びましょう。
耐熱ガラス製の容器、電子レンジ対応の陶器、耐熱プラスチック製のタッパーが適していますよ。
マグカップや湯呑みも、金属装飾がなければ電子レンジで使えます。
ココット皿も電子レンジ対応のものが多く、便利でしょう。
金属製の容器や、金・銀の装飾がある食器は絶対に使えないため、注意が必要です。
一般的な紙コップは電子レンジでの使用は推奨されていませんが、「電子レンジ対応」と明記された耐熱紙コップなら使用できますね。
アルミカップは金属製のため、電子レンジでは絶対に使用できません。
電子レンジで作る際は、加熱ムラを防ぐため、途中で一度取り出して軽く混ぜたり、向きを変えたりすると良いでしょう。
フライパンで蒸す場合のおすすめ器
フライパンで茶碗蒸しを蒸す場合も、耐熱性のある器なら基本的に使えます。
湯呑み、ココット皿、小鉢、プリンカップなど、背の低い器が特におすすめですよ。
フライパンの深さには限りがあるため、あまり背の高い器は入らないことがあります。
器を入れた後、フライパンに器の半分くらいまで水を注いで蒸すため、水が器に入らないよう注意しましょう。
耐熱性のあるタッパーや保存容器も、フライパン蒸しには使えます。
アルミカップや一般的な紙コップも、フライパンで蒸す際には問題なく使えるでしょう。
フライパンの蓋をして弱火で蒸すことで、蒸し器と同じように美味しい茶碗蒸しが作れますね。
茶碗蒸しの器を代用しても美味しく仕上げるコツ

代用器を使っても、ちょっとしたコツで本格的な茶碗蒸しが作れます。
ここでは、美味しく仕上げるためのポイントをご紹介しましょう。
卵液の量を器のサイズに合わせる
茶碗蒸しを美味しく作るには、器のサイズに合わせた卵液の量を調整することが大切です。
一般的に、一人分の茶碗蒸しには卵1個に対してだし汁150ml~180mlが基本の割合ですよ。
器の7~8分目くらいまで卵液を入れるのが、ちょうど良い量の目安になります。
器いっぱいに入れてしまうと、蒸している間に膨らんで溢れることがあるため、注意しましょう。
器が大きい場合は卵液の量を増やし、小さい場合は減らすことで、見た目も美しく仕上がります。
具材を入れる場合は、具材の体積も考慮して卵液の量を調整してくださいね。
器のサイズに合わせて量を調整することで、加熱時間も適切に設定できるでしょう。
「す」が入らないための火加減調整
茶碗蒸しの失敗で最も多いのが、「す」が入ってしまうことです。
「す」とは、卵液の中にできる気泡の穴のことで、火加減が強すぎると発生しますよ。
「す」を防ぐには、弱火でじっくりと蒸すことが最も重要なポイントです。
蒸し器の場合は、沸騰したら火を弱めて、蒸気が静かに上がる程度の火加減にしましょう。
強火で一気に蒸すと、表面だけが固まって中が生のままになったり、「す」が入ったりします。
電子レンジの場合は、500W~600Wで様子を見ながら加熱し、決して高出力で短時間加熱しないことが大切です。
卵液をよく濾してから器に注ぐことも、なめらかな茶碗蒸しを作るコツですね。
器の形で仕上がりが変わる?
器の形状は、茶碗蒸しの仕上がりに意外と影響を与えます。
丸みのある器は熱が均一に伝わりやすく、「す」が入りにくいというメリットがありますよ。
細長い形状の器は、上下で加熱ムラが出やすいため、途中で蒸気の当たり具合を調整すると良いでしょう。
浅く広い器だと、表面積が大きくなるため、熱が伝わりやすく短時間で仕上がります。
ただし、浅い器は蒸気が当たりやすいため、「す」が入りやすくなることもありますね。
深い器は中心部まで火が通るのに時間がかかるため、加熱時間を長めに設定する必要があります。
器の形状に合わせて火加減や時間を調整することで、どんな器でも美味しい茶碗蒸しが作れるでしょう。
まとめ|茶碗蒸しの器は代用品でも十分美味しく作れる!

茶碗蒸しの器として代用できる食器と、使い方のコツについて詳しくご紹介してきました。
湯呑み、マグカップ、ココット皿、プリンカップ、ご飯茶碗など、家にある身近な食器で茶碗蒸しが作れることがわかりましたね。
代用器を選ぶ際は、耐熱性があるか、調理方法に適した素材か、適切なサイズかを確認することが大切です。
蒸し器、電子レンジ、フライパンと、調理方法によって適した器も異なるため、作り方に合わせて選びましょう。
代用器を使う際は、器が熱くなることや、蓋がない場合の対処法、火加減の調整など、いくつかの注意点がありましたね。
器のサイズに合わせた卵液の量調整や、弱火でじっくり蒸すことで、「す」の入らないなめらかな茶碗蒸しが作れます。
専用の器がなくても、ちょっとしたコツで本格的な茶碗蒸しを楽しめることがわかりましたね。
この記事を参考に、今日からぜひ茶碗蒸し作りにチャレンジしてみてください。

