YouTubeでいま公開されている高評価数は、対象動画の再生ページで確認します。 YouTube Studioでは動画単位のエンゲージメントから高評価と低評価の比率を確認でき、詳細モードでは期間や利用可能な指標をそろえられます。ただし、現在のStudio画面で期間指定の高評価件数が必ず選べるとは、確認した公式説明だけでは断定できません。
この記事では、自分が投稿した動画を対象に、公開件数、Studioで確認できる比率、APIで定義されたlikesを分けます。詳細モードは画面に実際に表示された指標だけを比較し、数値差やダッシュ・ゼロ・未表示があるときは、原因を決めつけず確認範囲を切り分けます。
YouTubeの高評価数は「いまの表示」と「期間の反応」を分けて見る

最初に決めるのは、「どの画面が正しいか」ではなく、何を知りたいかです。公開中の動画を開いた人がいま目にする高評価数を確認したいのか、Studioで確認できる比率や利用可能な分析指標を見たいのかで、参照先が変わります。
YouTube Data APIの動画リソースでは、statistics.likeCountを動画を高く評価したユーザー数として定義しています。これは動画側の現在値を捉えるための情報です。
一方、YouTube Analyticsの指標定義にあるlikesは、視聴者が肯定的な評価を付けた回数です。動画やチャンネル、日付範囲などの条件を指定するAPIの分析値ですが、この定義だけでは、同じ項目が現行Studio画面で必ず選べるとは分かりません。
| 知りたいこと | 見る場所 | 数値と一緒に残す条件 |
|---|---|---|
| 公開中の動画に現在表示される高評価数 | 動画再生ページ | 動画名、確認日時 |
| 高評価と低評価の内訳を示す比率 | Studioの動画単位エンゲージメント | 動画、期間、比率であること |
| 詳細モードに実際に表示された分析指標 | Studioの詳細モード | 動画、期間、画面上の指標名と単位 |
| APIのlikes | YouTube Analytics APIを利用する場合 | API指標名、対象、日付範囲 |
公開ページの件数、Studioの比率、APIのlikesは、同じ表の同じ列へ入れないのが最初のルールです。Studioの詳細モードを使うときも、画面に実際に出ている指標名と単位をそのまま記録します。
いまの見え方を知りたいなら再生ページを見る
公開後に「現在はいくつ表示されているだろう」と確かめるなら、対象動画の再生ページを開きます。この数をメモするときは、「公開現在値」と書き、見た日時も添えてください。
日時を残す理由は、公開側の数がずっと固定されるとは限らないからです。後で同じ動画を開いて数が変わっていても、以前の記録が間違いだったとは限りません。いつ見た値かが分かれば、現在値の推移として扱えます。
投稿後の反応を見たいならStudioの表示範囲を確かめる
「公開後の反応を見たい」「前の動画と同じ日数幅で比べたい」と考えているなら、YouTube Studioで対象動画を開きます。エンゲージメントでは高評価と低評価の比率を確認でき、詳細モードでは、そのアカウントに表示される利用可能な指標と期間を選べます。
ここで大切なのは、Studioを開けば高評価件数が必ず見つかるわけではないことです。公式ヘルプは詳細モードの一般的な指標操作を案内していますが、高評価件数の現行UI上の表示を直接保証していません。見当たらない項目をあるものとして扱わず、比率やほかの指標へ読み替えないでください。
最初のメモは目的を一言で書く
画面を開く前に、メモの先頭へ次のいずれかを書いておくと迷いにくくなります。
- 公開ページの現在値を確認する
- Studioの高評価比率を確認する
- 詳細モードに実際に表示された指標を比較する
この一言があれば、途中で別の指標が気になっても、今回必要な数へ戻れます。目的が決まったら、Studioではチャンネル全体の概要にとどまらず、対象動画の分析画面を開きます。
自分の動画1本の高評価関連情報をYouTube Studioで確認する
動画ごとの反応を見たいのに、最初に表示されたチャンネル全体の概要だけを見ていると、対象がずれてしまいます。まず動画を選び、その動画のアナリティクスを開く順番で進めます。
YouTubeのアナリティクス利用ガイドが案内するパソコンでの基本導線は、YouTube Studioの左側メニューから「コンテンツ」を選び、対象動画にカーソルを合わせてアナリティクスのアイコンを選ぶ流れです。
画面を開いたら、指標を見る前に動画名とサムネイルを確かめてください。 似た題名の動画や続編があるチャンネルでは、対象を間違えたまま期間や指標を丁寧にそろえても、比較は役立ちません。
コンテンツから対象動画を選ぶ
パソコンで確認する場合は、次の順番を基準にします。
- YouTube Studioを開く。
- 左側の「コンテンツ」へ進む。
- 確認したい動画を見つける。
- 対象動画のアナリティクスを開く。
- 画面上部の動画名が目的の動画と一致するか確かめる。
この段階では、まだ高評価の数字を写さなくて構いません。先に対象動画を確定し、チャンネル全体のレポートではないことをはっきりさせます。
エンゲージメントは反応の概要を見る入口
YouTubeのエンゲージメントに関する案内では、対象動画のアナリティクスを開き、上部メニューの「エンゲージメント」を選ぶ流れが示されています。ここでは、視聴者が動画を高く評価または低く評価した状況を概要で把握できます。
ただし、エンゲージメントに出る「高評価(低評価に対する比率)」は、再生ページの高評価数と同じ形の件数ではありません。割合の表示を見つけたときは、件数を見つけたと思って転記せず、指標名と表示形式を読んでください。
詳細モードでは対象、期間、利用可能な指標を確認できます。ただし、この記事で確認した公式ページには、現在のStudioで高評価件数を必ず選べるという直接説明はありません。高評価件数が画面に出ている場合だけ、その表示名と単位を記録し、見当たらない場合は再生ページの公開現在値とエンゲージメントの比率を別々に使います。
画面の位置が違っても「動画単位」という目的から探す
YouTube Studioは新しい体験が段階的に導入されており、アナリティクスページの外観が以前と異なる場合があります。端末やアカウントによって表示される指標が違うこともあるため、古い画像とボタン位置が一致しないだけで利用できないとは限りません。
固定した位置を探し続けるより、「コンテンツから対象動画を選ぶ」「その動画のアナリティクスを開く」「エンゲージメントまたは詳細モードへ進む」という到達点を順に確かめます。
スマートフォンのStudioアプリで目的の指標が見当たらないときは、パソコン版のStudioも確認候補です。端末間で同じ項目が必ず同じ場所に出るとは限らないため、見当たらない状態を高評価がない証拠にしないでください。
対象動画へ到達したら、実際に表示された項目名と単位を見ます。次は公開件数、APIのlikes、Studioで確認できる比率の根拠を分けます。
「高評価数」と「高評価(低評価に対する比率)」を混同しない

高評価に関係する情報には、公開ページの数、APIで定義されたlikes、Studioで確認できる比率があります。名前が似ているため、根拠と単位を残さずに写すと、後から何を記録したのか分からなくなりがちです。
「高評価」という言葉が見えても、件数か比率かを単位まで確かめてから記録してください。
公開側のlikeCountは現在の人数を表す
公開側のlikeCountは、動画を高く評価したユーザー数として定義されています。再生ページで現在表示されている高評価数を控える場合は、公開側の現在値を見ているということです。
この記録には期間の開始日と終了日ではなく、確認日時が合います。「いつからいつまでに付いたか」を再生ページの現在値だけから切り出すことはできないからです。
公開現在値から過去のメモを単純に引いて、特定期間の高評価回数を作ることは避けます。無効な評価の除外や画面間の差があり得るため、単純な引き算がAPIのlikesやStudioの別表示と一致する保証はありません。
Analytics APIのlikesはAPI上の高評価回数
YouTube Analytics APIのlikesは、視聴者が肯定的な評価を付けた回数です。APIでは日付範囲や動画などの条件を付けられます。
ただし、これはAPIの指標定義です。現在のStudio UIで同じ名称の件数が必ず表示されることの根拠にはなりません。APIを使って取得した場合は「API likes」と記録し、Studio画面の値として書き換えないでください。
「高評価(低評価に対する比率)」は割合として読む
エンゲージメントに表示される「高評価(低評価に対する比率)」は、高評価と低評価の関係を割合で見るためのレポートです。再生回数に対して高評価がいくつ付いたかを直接示す数字とも限りません。
| 表示 | 読み方 | 記録欄の例 |
|---|---|---|
| 再生ページの高評価数 | 公開中の現在値 | 公開現在値・確認日時 |
| YouTube Analytics APIのlikes | APIで指定した対象と期間の高評価回数 | API likes・対象・日付範囲 |
| 高評価(低評価に対する比率) | 高評価と低評価の内訳を示す比率 | 高評価比率・期間 |
| Studio詳細モードの利用可能な指標 | アカウント画面に実際に表示された分析値 | 表示名・単位・期間 |
件数と比率は母数と意味が違います。公開件数、API likes、Studioの比率を同じ評価軸として並べなければ、異なる値を矛盾と誤解せずに済みます。
記録時は画面名より指標名を優先する
画面のタブ名やカードの位置は変わることがありますが、記録したい内容は「対象」「期間」「指標」「単位」で言い表せます。スクリーンショットだけを残すより、この四つを文字で添えると、UIが変わった後も記録の意味が残ります。
情報源と単位を分けられたら、今度は比較条件です。Studioの詳細モードに比較したい指標が実際に表示される場合だけ、対象動画や期間をそろえます。
詳細モードでは表示されている指標と期間をそろえて比較する

詳細モードは、どの動画を、どの期間で、どの利用可能な指標として見るかをそろえる場所です。アカウントやコンテンツによって表示項目が異なるため、画面にない指標を前提にしません。
YouTubeの詳細モードの使い方では、特定の動画・グループ・再生リストへの切り替え、期間変更、内訳、利用可能な指標、フィルタ、比較、書き出しが案内されています。この説明は一般的な操作の根拠であり、高評価件数が現行UIで必ず選べることの直接根拠ではありません。
比較するのは、両方の画面に同じ表示名と単位で出ている指標だけです。 対象動画・日付範囲をそろえ、フィルタや内訳を使った場合は同じ条件を適用します。
先に「比較の組み合わせ」を一文にする
詳細モードを開く前に、何と何を比べるかを書きます。
- 同じ動画の異なる期間を比べる
- 別の動画を同じ日数幅で比べる
- 同じシリーズの動画を、両方に表示される同じ指標で並べる
「最近の動画と前の動画を比べる」だけでは、公開からの経過日数が違う可能性があります。新しい動画は集計期間が短く、古い動画は長いままなら、表示された指標の差に期間の長さが混ざるためです。
別の動画を比べるなら、公開直後から同じ日数幅、同じ暦期間など、記事を読み返したときにも説明できる区切りを選びます。どの区切りが適切かは目的によりますが、両方へ同じルールを当てることが欠かせません。
対象動画を固定する
チャンネル全体のレポートを見ているのか、動画単体へ絞っているのかを確かめます。グループや再生リストを選んだ場合は、どの動画が含まれているかも記録してください。
動画単体を見たいのにチャンネル全体の値を保存すると、ほかの動画の反応が混ざります。逆に、チャンネル全体の流れを見たいのに一つの動画だけを開いていれば、目的に対して範囲が狭すぎる状態です。
対象の確認には、動画名だけでなく公開日やサムネイルも使えます。似たタイトルの動画が多い場合は、動画URLまたは動画IDを記録欄へ添えると、後で同じ対象へ戻りやすくなります。
日付範囲を同じにする
期間は、開始日と終了日の両方を見ます。「先週」「公開直後」のような言葉だけでは、人によって区切りが変わります。記録には画面で選んだ日付範囲をそのまま残してください。
同じ動画の推移を比べる場合は、前の区間と後の区間で長さを合わせます。別動画を比べる場合は、各動画の公開から同じ日数幅にする方法が考えられます。
ただし、どちらかの動画だけ期間の途中で公開されている、公開後に非公開期間があったなど、条件がそろわない場合もあるでしょう。その差は消さず、補足欄へ残します。数字を合わせるために、都合の悪い期間を説明なく外さないことが大切です。
指標名と単位を合わせる
Studio画面に高評価件数が実際に表示され、比較する両方で同じ名称と単位を選べるなら、その条件を記録します。高評価比率を見るなら、両方とも同じ比率を使います。片方の件数と片方の比率を並べて大小を判定することはできません。
高評価件数が見当たらない場合は、APIのlikes定義を根拠に「Studioにもあるはず」と補いません。画面上の表示名と単位を記録し、比較できる項目だけを使ってください。
フィルタと内訳は必要な分だけ使う
フィルタや内訳を細かくすると、知りたい状況へ近づける一方で、対象となるデータは狭くなります。比較相手に同じ条件を適用していなければ、差がフィルタによるものか動画によるものか分かりません。
まず対象動画・期間・指標だけで全体を確認し、その後に必要なフィルタを足す方法が扱いやすいでしょう。表示がダッシュへ変わった場合も、どの条件を足した時点で変わったかを追えます。
書き出す前に画面上で条件を読み直す
詳細モードからデータを書き出す場合も、ファイルが自動的に比較可能な形になるわけではありません。画面上で動画、期間、指標、フィルタ、内訳を読み直してから保存してください。
ファイル名へ対象と期間を入れるか、同じ内容を記録表へ添えておくと、似た書き出しファイルが増えても区別できます。比較条件をそろえたつもりでも数が合わないときは、動画の中身を評価する前に、参照した画面と集計条件を戻って確認します。
再生ページとStudioの数が違う・後から変わったときの見方
再生ページとYouTube Studioで数字が違うと、「どちらかが壊れているのでは」「自分の操作が間違ったのでは」と不安になるかもしれません。しかし、二つの画面は同じ目的・同じ期間を表しているとは限りません。
YouTubeは、無効な評価が定期的に計算から除外され、高評価や低評価の数が変わる場合があると案内しています。また、アナリティクスと動画再生ページの数が異なることがあり、問題が解決するまでは動画再生ページの数で確認するよう示しています。
数が違うときは、差の理由を決めつける前に「公開件数かStudioの比率か」「対象動画は同じか」「表示名と単位は同じか」を確かめてください。
まず目的に合う参照先を選び直す
現在の公開表示を知りたいなら、再生ページを参照します。Studioでは、公式に確認できる高評価と低評価の比率、または詳細モードに実際に表示された利用可能な指標について、動画・期間・表示名をそろえます。
公開ページの件数とStudioの比率を完全一致させること自体が誤りです。単位も意味も異なります。詳細モードの分析値を使う場合も、その画面に実際に表示された指標の範囲を越えて「高評価件数」と読み替えません。
差異を見つけたときの確認順
次の順番なら、条件を一度に変えずに済みます。
- 再生ページとStudioのどちらを見ているかを書く。
- Studioなら対象動画を確認する。
- 開始日と終了日を確認する。
- 公開件数か比率か、画面上の指標名と単位を見る。
- フィルタと内訳が残っていないかを見る。
- それでも差がある場合は、各画面の値と確認日時を別々に残す。
最後の段階で、片方を無理に正しい値へ書き換える必要はありません。「公開現在値」「Studio高評価比率」「詳細モードで実際に表示された指標」と分ければ、どの値を何の目的に使ったか説明できます。
後から数が減っても原因を一つに決めない
高評価数が以前のメモより少なくなっていても、その差だけから特定の人の操作、ペナルティ、動画内容の評価を断定することはできません。YouTubeが案内するように、無効な評価が除外されて数が変わる場合があります。
確認できる事実は、以前の確認日時と数、現在の確認日時と数、参照した画面です。原因が表示されていないなら、「変動を確認」「理由は画面から判別できない」と分けて記録します。
スクリーンショットだけで終わらせない
画面の記録を残すことは役立ちますが、画像だけでは期間やフィルタが見切れる場合があります。スクリーンショットを使うなら、同じ行へ動画、画面名、期間、指標、確認日時も文字で残してください。
UIが変わると、古い画像だけではどのカードだったか分かりにくくなります。文字の条件が添えてあれば、新しい画面でも同じ意味の指標を探しやすくなるでしょう。
数の差を整理できても、目的の項目が表示されないことがあります。その場合は実際のゼロと決めず、一般的な限定データの案内を適用できる画面か、単にその指標が現在のUIにないのかを分けます。
ダッシュやゼロしか出ないときは表示条件を切り分ける
YouTubeの限定的データに関する案内では、一部のアナリティクスデータが、しきい値、プライバシー、システム上の制限によって限定されることがあると説明されています。対象レポートではダッシュ、ゼロ、未表示になる場合がありますが、この説明は高評価件数が表示されない原因を直接示したものではありません。
高評価件数が見当たらないとき、限定データが原因だと決めつけないでください。 一般的な限定表示の条件に当てはまるかを確かめ、公開現在値、Studioで確認できる比率、現在の公式ヘルプと実画面を別々に確認します。
期間延長は対象レポートで案内されている場合に試す
公式ヘルプは、限定表示の対象となるレポートで期間を30日以上へ延長する方法を案内しています。ユーザー属性など、期間延長の対象として説明されているレポートでは確認候補になります。
ただし、高評価件数の未表示が同じ方法で解消すると保証する直接根拠はありません。期間を広げても目的の項目が出なければ、反応ゼロとも限定表示とも断定せず、「高評価件数は現行画面で確認できず」と記録します。
フィルタや内訳を一度外す
限定表示が示されたレポートで地域や視聴者属性などを細かく絞っている場合は、フィルタと内訳を一度外し、対象動画・期間・表示指標だけの状態へ戻します。
全体では表示され、内訳を加えたときだけダッシュになるなら、その細分化したレポートで限定表示が起きている候補になります。それでも、高評価件数の項目自体がない理由とは同一視しません。
複数の条件を一度に外すと、どれが影響したか分かりません。期間、フィルタ、内訳の順に一つずつ戻し、変化したところをメモします。
パソコン版とモバイル版の違いを確かめる
パソコン版とモバイル版のYouTube Studioでは、表示される指標が異なる場合があります。スマートフォンで目的の項目が見当たらなければ、パソコン版も確認します。
端末を変えて確認したら、どちらで見たかも記録してください。パソコン版にも高評価件数がない場合は、公開現在値を再生ページで、高評価と低評価の比率をエンゲージメントで確認し、件数と比率を混ぜません。
ゼロとダッシュは同じ記号として保存しない
記録表では、数字のゼロ、ダッシュ、空欄を分けます。
- 数字のゼロ:画面に数値としてゼロが表示された
- ダッシュ:画面がダッシュを表示した
- 未表示:目的の指標自体が見当たらなかった
- 未確認:まだ該当画面を開いていない
この区別があれば、後から「反応なし」「限定表示の可能性」「現在のUIに項目がない」を混同しません。判断できない欄を無理に数値へ直すより、表示状態と確認した端末を残す方が次の確認に役立ちます。
公開直前には公式案内を見直す
YouTube Studioは外観や利用できる項目が変わることがあります。この記事の導線と画面が違う場合は、YouTubeヘルプの現在の案内を確かめ、同じ名称がないときも「動画単位」「期間」「指標」という目的から探してください。
表示条件を切り分けたら、画面を閉じる前に確認結果を記録へ移します。毎回、実際に表示された項目名と単位を残しておけば、次の投稿でも同じ表示を探しやすくなります。
次回も比べられる高評価数の記録表を作る

高評価数の確認は、その場で数字を見るだけなら数分で終わります。しかし、次の動画と比べたいなら、数字だけのメモでは足りません。どの動画を、どの画面で、どの期間に、何という表示名と単位で見たかを一緒に残します。
後から同じ条件を再現できる記録が、比較に使える記録です。
最小記録は七つの欄で足りる
次の項目を一行にまとめます。
| 記録欄 | 書く内容 |
|---|---|
| 動画 | 動画名、必要ならURLまたは動画ID |
| 目的 | 公開現在値、Studioの比率、詳細モードの利用可能な指標、API likes |
| 確認日時・期間 | 公開現在値なら確認日時、分析表示なら画面で選んだ期間 |
| 指標 | 画面またはAPIに実際に示された表示名と単位 |
| フィルタ・内訳 | 使っていなければ「なし」 |
| 比較対象 | 前回の期間、別動画、同じシリーズなど |
| 補足 | ダッシュ、端末差、期間変更、数値差など |
数字は、この表の指標欄の隣に置きます。「高評価数」だけを独立したセルへ入れるより、条件と同じ行に置いた方が、切り離されにくくなります。
公開現在値とStudio・APIの表示は行を分ける
同じ動画について両方を残したい場合も、一行へまとめません。
| 動画 | 目的 | 時間条件 | 指標 | 値の記入 |
|---|---|---|---|---|
| 動画A | 公開現在値 | 確認日時 | 再生ページの高評価数 | 画面の表示を記入 |
| 動画A | 比率の確認 | 同じ期間 | 高評価(低評価に対する比率) | 割合を記入 |
| 動画A | 詳細モード | 選択した期間 | 画面に実際に表示された指標名 | 表示された単位で記入 |
| 動画A | API分析 | APIで指定した日付範囲 | API likes | APIで取得した値を記入 |
この形なら、同じ動画の記録が複数あっても、何を比べられる行かが分かります。Studioに高評価件数が表示されていないのに、API likesや公開現在値を「Studioの期間内高評価」へ書き換える必要もありません。
表示されなかった状態も記録に残す
ダッシュや未表示だった欄は空白にせず、「ダッシュ」「未表示」と書きます。限定表示の対象レポートで期間を広げて表示された場合は、元の行を上書きせず、広げた期間を別の行へ追加してください。
元の条件が残っていれば、次回同じ動画を確認するときに、どこまで期間を広げたか、どのフィルタを外したかをたどれます。
比較の前に条件列を読み合わせる
二つの行を比べる前に、動画の範囲、期間の長さ、指標と単位、フィルタ、内訳を順に見ます。違いがある列は、そのまま比較できない理由です。
完全に同じ動画同士でなくても、目的に合う比較はできます。ただし、画面に同じ表示名と単位があることを先に確かめます。「シリーズは同じだが動画の長さが違う」「公開した曜日が違う」といった条件差も補足へ残し、一つの数字だけが結果を決めたように書かないことが大切です。
記録の名前を固定する
表計算シートやノートを使う場合は、列名を毎回変えない方が見返しやすくなります。「いいね」「高評価」「反応数」を同じ意味で混在させず、画面で確認した指標名に合わせてください。
書き出しファイルを保存するなら、ファイル名と記録表の動画名・期間を対応させます。ファイルだけ、スクリーンショットだけ、手書きメモだけに分散させず、記録表を入口にすると探す手間を減らせるでしょう。
条件つきの記録ができると、数字の大小に一喜一憂する状態から一歩進めます。最後に、次の投稿で何を確かめるかを決め、記録を動画づくりへ戻します。
高評価数を次の動画づくりへつなげるための見直し方
高評価数には、すべてのチャンネルへ当てはまる一律の合格ラインを置きません。チャンネルの規模、動画の公開期間、扱うテーマ、視聴された範囲が違えば、同じ数字でも状況は変わります。
見るべきなのは、同じ表示名と単位で条件をそろえた自分の記録の中で、何が同じで何が違うかです。高評価数や比率だけで動画の良し悪しを決めず、次の投稿で確かめたい点を具体化します。
まず比較できる組み合わせを選ぶ
同じシリーズ、近いテーマ、同じ日数幅など、説明できる共通点がある動画を選びます。公開からの経過が大きく違う動画を比べるなら、期間をそろえ直してください。
比較相手が見つからない最初の動画では、無理に他チャンネルの公開数を基準にしません。その動画の公開現在値、Studioで確認できた比率、実際に表示された分析項目を分けて記録し、次回の自分用基準にします。
数字から言えることを狭く保つ
同じ条件で高評価が増えていても、その理由がタイトル、内容、公開時刻、視聴者層のどれかを高評価数だけで特定することはできません。
記録から直接言えるのは、「同じ表示名と単位で見た値が、比較相手とどう違ったか」までです。 理由は仮説として分け、次の動画で確かめます。
次の動画で確かめる点は一つに絞る
たとえば、同じシリーズで冒頭の説明を短くする、視聴者へ問いかける位置をそろえる、公開後に同じ期間で確認するといった観点を一つ選びます。複数の変更を同時に行うと、高評価数が変わってもどの違いと結び付くか分かりにくくなるためです。
記録表の補足欄へ、次のように書けます。
次回は同じシリーズで、公開から同じ日数幅にする。Studioでは両方に実際に表示される同じ指標名と単位だけを比較し、表示されなければ公開現在値と比率を別々に記録する。
これは成功を保証する計画ではありません。確認条件を先に決めることで、次の投稿後に何を見ればよいかを迷わなくするためのメモです。
次の動画では、公開現在値かStudioの確認済み表示かを先に決め、画面に実際にある指標名と単位を記録します。ダッシュや未表示があれば原因を一つに決めず、一般的な限定表示の案内を適用できるレポートかを確かめましょう。
この形なら、YouTube Studioの外観が変わっても、存在を確認できない項目へ頼らず比較できます。最後に、次の投稿で確かめる点を一つだけ書けば、高評価数の確認を同じ説明の繰り返しで終わらせず、次の動画づくりへつなげられます。

