お子さまの誕生日やお祝いごとに、かわいらしくて楽しいスマッシュケーキを作ってみませんか。
最近は、生クリームではなくヨーグルトを使うレシピが人気を集めていますよね。
中でも小岩井ヨーグルトを使ったケーキは、ほどよい酸味とミルキーなコクが魅力なんです。
本記事では、小岩井ヨーグルトで作るスマッシュケーキの基本からアレンジの方法、時短テクニックやおいしく仕上げるコツまで詳しくご紹介します。
「どんな材料を揃えればいいの?」「作るときのポイントは?」という疑問を解消して、簡単&楽しく作り上げてくださいね。
それでは早速、小岩井ヨーグルトで作るスマッシュケーキの世界を覗いてみましょう。
小岩井ヨーグルトで作るスマッシュケーキの基本

まずは、スマッシュケーキを小岩井ヨーグルトで作るために必要な材料や道具、基本的な作り方を確認しておきましょう。
コツを押さえておくと仕上がりが格段に違ってきますよ。
必要な材料と道具
スマッシュケーキの要となるのは、小岩井ヨーグルト。
ほどよい酸味としっかりしたコクがあるので、生クリームとは違う優しい味わいを実現してくれますよ。
主な材料とあわせて、用意しておきたい道具を簡単にまとめますね。
- 小岩井ヨーグルト:プレーンタイプを使うのがおすすめです。
- スポンジケーキ:市販のものでも手作りでもOK。1段or2段など、好みの高さに合わせて選んでくださいね。
- フルーツ:季節のフルーツや好みの果物を選ぶと彩りが良くなりますよ。
- はちみつまたは砂糖:甘味調整用ですが、なくても大丈夫。離乳食として考える場合は注意が必要になりますので、家庭の方針で使うかどうか決めてください。
- 飾り用トッピング:いちごやミントの葉などがあると見た目が映えます。
道具としては、以下があると便利です。
- ボウルやザル、キッチンペーパー:ヨーグルトの水切りをする場合に使います。
- ヘラやスプーン:ヨーグルトを塗るときに必要ですよ。
- ナイフ:スポンジをカットするときやフルーツを切るときに使います。
- お皿やケーキスタンド:仕上げたケーキを飾るために用意しておくと便利ですね。
基本の作り方手順
ここでは、ごくシンプルなスマッシュケーキの作り方を紹介します。
小岩井ヨーグルトの酸味を活かすため、甘さ控えめなレシピになっていますよ。
- ヨーグルトの水切り(必要な場合)
小岩井ヨーグルトをボウルにあけ、ザルとキッチンペーパーを使って冷蔵庫で数時間~半日ほど水切りすると、クリーム状になって塗りやすくなりますよ。
時短で作る場合や、あまり硬さを気にしないときは水切りなしでもOK。 - スポンジの準備
市販のスポンジケーキを使うときは、必要に応じて半分にスライスしておきましょう。
手作りの場合は、あらかじめ冷ましておくとヨーグルトが溶けにくくなります。 - ヨーグルトをスポンジに塗る
ヘラやスプーンを使って、水切りしたヨーグルトをスポンジに薄くのばしていきます。
2段にするなら、間にもフルーツを挟むと豪華になりますよ。 - フルーツやデコレーションを盛り付ける
上面や側面にもヨーグルトを塗り広げたら、お好みのフルーツで飾り付けましょう。
いちごやブルーベリーなど、色が鮮やかなフルーツを使うと写真映えしますね。 - 冷蔵庫で少し落ち着かせる
すぐに食べる場合はこのままでもOKですが、30分ほど冷蔵庫で落ち着かせると、ヨーグルトがスポンジになじんでより食べやすくなりますよ。
コツとポイント
スマッシュケーキは、見た目のかわいらしさやヨーグルトクリームのふんわりした口当たりが魅力なんですね。
仕上げをより良くするためのコツとポイントをまとめました。
ヨーグルトクリームの固さに注意
水切りの時間によって、ヨーグルトの固さが変わるんです。
しっかり固めたい場合は一晩くらいかけて水切りすると生クリームに近い質感になりますし、逆にさらっとしたクリームが好きな場合は2~3時間程度の水切りでも十分ですよ。
お好みや時間に合わせて調整してみてくださいね。
フルーツの水分対策
フルーツはカットしたてだと水分が出やすく、ヨーグルトの表面に余分な水分が移ることがあります。
特に桃やパイナップルなど汁気の多いフルーツは、キッチンペーパーで軽く押さえてからトッピングすると崩れにくいです。
スポンジが崩れないようにする
ふわふわのスポンジケーキを使う場合は、ヨーグルトを塗るときに力を入れすぎると崩れてしまうことが。
ヘラを寝かせるように使って、やさしく塗り広げるのがポイントですよ。
クリームが少し固めのほうが塗りやすいので、水切り時間を長めにするか、余分な水分をしっかり取り除いてから作業するといいですね。
簡単アレンジバリエーション

スマッシュケーキはデコレーション次第で何通りにも楽しめるのが魅力ですよね。
ここからは、フルーツやトッピングの組み合わせ方、デコレーションのアイデアなどを紹介します。
見た目も味も、お好みに合わせて工夫してみてくださいね。
フルーツの組み合わせ方
ヨーグルトの酸味とフルーツの爽やかさは相性抜群。
季節に合わせてフルーツを変えるだけでも全く違った印象になるんですね。
ベリー系フルーツで彩りアップ
いちごやブルーベリー、ラズベリーなどは色味が華やかなので、ケーキを一気に可愛らしく見せてくれますよ。
小岩井ヨーグルトのクリームも白いので、赤や紫とのコントラストが映えますね。
トロピカルフルーツで爽やかに
夏場はマンゴー、パイナップル、キウイなどのトロピカルフルーツを使うと、酸味同士がマッチしてさらに爽やかな味わいに。
キウイやパイナップルは酸味が強いので、甘めのスポンジと合わせるとバランスが取りやすいです。
季節の果物を活かす
秋ならぶどうや梨、冬ならイチゴやみかんなど、旬のフルーツで彩るのもおすすめですよ。
特に旬のフルーツは甘味が強く、ケーキとの相性も良いので失敗が少ないんです。
デコレーションのアイデア
シンプルな丸い形のスマッシュケーキももちろん可愛いですが、デコレーションを少しアレンジすると特別感がグッと増しますよ。
以下でいくつかのアイデアを見てみましょう。
カラフルなトッピングを散りばめる
市販のカラースプレーやシュガー、チョコチップなどをパラパラとかけるだけで華やかになりますよ。
小さめのマシュマロを並べたり、星型のクッキーを飾ったりすると、見ているだけで楽しいケーキに仕上がりますね。
メッセージプレートや数字キャンドルを使う
「HAPPY BIRTHDAY」やお名前入りのプレート、数字のキャンドルを添えると、誕生日ケーキらしさが一気にアップします。
写真映えするので、記念日の演出にはぴったりです。
プレートはチョコレートやアイシングで作ってみるのも面白いですよ。
2段や3段に重ねる
高さのあるケーキは見栄えがしますし、ボリュームも出るんです。
スポンジを何枚か重ねたら、それぞれの層にヨーグルトとフルーツを挟み込むと、切ったときにも綺麗な断面が楽しめますよ。
味と見た目の工夫
ヨーグルトの酸味を活かしながら、甘味や食感を加えることでより本格的なケーキに近づけることができます。
ちょっとした工夫で新鮮な味わいを楽しめますよ。
シロップを塗ってしっとり感アップ
スポンジに甘さ控えめのシロップをハケで塗ると、生地がしっとりしてヨーグルトとも馴染みやすくなりますね。
ほんのりした甘さをプラスしたいときにも役立ちます。
フルーツソースをかける
フルーツソースやジャムをかけてアクセントにするのもおすすめです。
ベリー系のソースをかけると色合いが綺麗で酸味も増し、小岩井ヨーグルトの優しい味わいと相性抜群なんですよ。
食感の違う食材を加える
クラッシュアーモンドやクッキーの砕いたものをトッピングすると、食感に変化が出て面白いです。
クリームやフルーツだけでは物足りないという方にぴったりですね。
時短で作るスマッシュケーキ

「特別なケーキを作ってあげたいけれど、忙しくて時間があまりない…」というときもありますよね。
そんなときに役立つ時短で作るスマッシュケーキの方法を紹介します。
水切りなしや材料の組み合わせを工夫するだけで、手軽に完成させられますよ。
水切りなしの作り方
ヨーグルトの水切り工程はおいしさをアップさせるためには大切ですが、時間がかかるのも事実。
急いで作りたいときには、水切りを省略するのも一つの手なんですね。
そのままのヨーグルトを使うコツ
水切りなしだとヨーグルトがややサラッとしているので、スポンジに塗る際に注意が必要です。
ヘラではなくスプーンの背で上からやさしく広げると、生地が崩れにくくなりますよ。
また、フルーツをのせるときは水分が多めになるので、水分量の少ないイチゴやブルーベリーなどがおすすめです。
水っぽさを活かすアイデア
水切りしない分、むしろヨーグルトのフレッシュさを前面に出せます。
スポンジを厚めにして、生地がヨーグルトをしっかり吸うようにするとしっとり仕上がるんですよ。
あえて「ぷるぷる食感」のまま楽しむのも面白いですよね。
材料の工夫ポイント
時短で作るには、あらかじめカット済みのフルーツや、使いやすい市販品を上手に利用すると便利です。
そのほかにもちょっとしたコツがあるのでご紹介しますね。
カットフルーツや冷凍フルーツを使う
スーパーで売られているカットフルーツや冷凍ベリー類を使えば、フルーツの下ごしらえの時間を短縮できますね。
解凍するだけで使えて、生のものより日持ちしやすいという利点もあります。
スポンジを小さめにする
作業範囲が少なくなる分、トッピングやクリームを塗る手間が減るんですよ。
小さいスポンジなら扱いやすく、見た目もコンパクトで可愛らしい仕上がりになるのがメリットです。
インスタントゼラチンなどで固める
もしクリームがゆるくて扱いづらいときには、インスタントゼラチンやゼリー用の粉末を少し混ぜる方法もありますよ。
固まりすぎない程度に入れてあげると、短時間でクリームが安定します。
手順の簡略化
手順をできる限りシンプルにするだけでも、時短になりますね。
具体的にどんな工夫があるのか、少しだけ紹介します。
生地のスライスを省略
市販のスポンジをそのまま1枚使って、小さなホールケーキ風に仕上げるのも手。
ヨーグルトを表面だけに塗って、フルーツをトッピングすればOKなので、作業がぐんと楽になりますよ。
トッピングを最小限に
フルーツやシュガーなどのトッピングを絞ることで、見栄えを保ちつつも作業量を減らせますね。
そのぶん、スポンジやヨーグルトの味わいをしっかり楽しめるので、一石二鳥ともいえます。
デコレーションをシンプルにまとめる
文字や複雑なデザインを作るのは時間も手間もかかります。
シンプルにフルーツを並べるか、色鮮やかなソースをかけるだけでも十分にかわいいケーキになりますよ。
おいしく仕上げるコツ

最後に、小岩井ヨーグルトで作るスマッシュケーキをより一層おいしくするためのポイントをおさらいしましょう。
ヨーグルトならではの扱い方や甘さの調整、食感をよくするためのヒントをまとめています。
ヨーグルトの扱い方
小岩井ヨーグルトの特徴は、そのほどよい酸味と滑らかな口当たり。
上手に扱うことで、おいしいスマッシュケーキが完成しますよ。
常温で放置しない
ヨーグルトは生ものですので、長時間常温に置いておくと風味が落ちやすいんです。
水切りする場合も冷蔵庫で行い、使用直前まで冷やしておくことが大切ですよ。
舐めて味を確かめる
市販ヨーグルトはメーカーやロットによって酸味や甘みが微妙に違う場合があります。
仕上げる前にスプーンで少し舐めてみて、味の加減を確かめるのがおすすめ。
場合によっては甘味を足したり、水分量を調整して好みの状態に整えてくださいね。
甘さの調整方法
スマッシュケーキは大人から子どもまで楽しむことが多いですよね。
甘さの好みは人それぞれなので、上手に調整してみてください。
はちみつや砂糖を少しだけ加える
ヨーグルト特有の酸味を抑えたい場合は、はちみつか砂糖を少量加えて混ぜるだけで味の印象が変わりますよ。
フルーツ自体に甘みがある場合は、あまり加えなくても十分甘く感じられるので、そこはお好みでどうぞ。
甘酸っぱさを活かす
逆に酸味を楽しみたいなら、甘さ控えめのまま仕上げるのもアリ。
甘さの少ないヨーグルトクリームに、甘いフルーツを組み合わせるとバランスが良くなりますよ。
食感を良くするポイント
食感は、ケーキ全体の印象を左右する大切な要素です。
ふんわり感やシャキッと感など、好みに合わせて工夫できる部分を紹介します。
スポンジは作りたてか、状態の良いものを
市販のスポンジを使うなら、袋を開封したてのものや、できるだけ新しいものを選ぶとふわふわを楽しめますよ。
古いものだとパサつきが出やすく、ヨーグルトとの馴染みも悪くなりがちです。
フルーツの食感を活かす
みかんのようなジューシーな果物を使うときは、口に入れたときのプチッとした食感が楽しめますね。
パリッとしたブドウやシャキッとしたリンゴを組み合わせるなど、素材の違いで変化を出すのも面白いですよ。
ヨーグルトの水分量を調整
先にお話ししたとおり、水切り時間を調整すればクリームの固さが変わりますよね。
固めに仕上げればホイップクリームのような食感、ゆるめにすればソースに近い食感になり、仕上がりの印象がガラッと変わります。
お好みで水切り加減を変えてみてくださいね。
小岩井ヨーグルトを使ったスマッシュケーキは、そのまろやかな酸味とミルキーなコクが特徴なんです。
生クリームよりも軽やかな仕上がりになるので、ペロリと食べられるという方も多いんですよ。
材料やアレンジのバリエーションが豊富で、作り手のアイデア次第で無限にアレンジ可能なのが嬉しいところです。
ぜひ、本記事で紹介した基本レシピやアレンジ案、時短テクニックなどを参考にして、おいしくてかわいいスマッシュケーキを作ってみてくださいね。
一度作ってみると、思った以上に簡単なうえ、家族みんなで「こんな風にアレンジしようか」と話が盛り上がります。
お子さまの記念日に限らず、ちょっとしたお祝い事やパーティーでも活躍してくれますので、気軽にチャレンジしてみてください。
お気に入りのフルーツやトッピングを見つけながら、あなただけのスマッシュケーキを完成させてくださいね。
きっと食べる瞬間も、写真に収めるときも、大満足のひとときになるはずですよ。