鳥取砂丘の象徴的な風景といえば、悠然と歩くらくだの姿ですよね。
砂丘観光で人気の「らくだ乗り体験」ですが、実際に挑戦しようと思うと「体重制限はあるのかな？」「自分でも乗れるのかな？」と心配になってしまうもの。
この記事では、鳥取砂丘のらくだ乗り体験について、体重制限の有無から予約方法、料金、楽しみ方のコツまで詳しく解説しますよ。
初めての方でも安心して楽しめる情報をお届けしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
鳥取砂丘らくだ乗りの体重制限はあるの？基準をチェック
気になる体重制限の件、実は鳥取砂丘の「らくだや」では明確な体重制限は設けられていません。
90kg以上の大人の方でも実際に体験できたという報告もあり、基本的にはどなたでも挑戦していただけるのが嬉しいポイントです。
公式サイトでは具体的な数字による体重制限は明記されていませんが、らくだのことを最優先にした運営がなされています。
ゴールデンウィークやお盆などの繁忙期には「らくだの疲労度の関係上、お子様のみとさせていただく場合があります」という記載があります。
これは大人の体重がらくだへの負担になりやすいという理由からですね。
もし体重について心配な場合は、事前に「らくだや」（電話：0857-23-1735）へ問い合わせをしておくのがおすすめです。
鳥取砂丘らくだ乗りの予約や利用方法について
らくだ乗り体験は事前予約ができないシステムになっているため、当日現地での受付が必要です。
これはらくだが繊細な動物で、その日の体調や天候によって営業状況が変わるためなんですね。
予約の仕方と当日の流れ
らくだ乗り体験は完全に当日先着順での案内となります。
鳥取砂丘のメイン入り口から階段を上った左手にある「らくだや」の受付で申し込みを行ってください。
受付時間は通常期（3月〜11月）が9:30〜16:00、冬季期間（12月〜2月）が10:00〜16:00となっています。
混雑時には30分から1時間程度の待ち時間が発生することもあるので、時間に余裕を持ってお出かけくださいね。
営業は基本的に無休ですが、雨天・強風・雪などの悪天候時は休業となる場合があります。
らくだ乗り体験の料金や時間
現在の料金体系は以下の通りです。
らくだにまたがって撮影のみ：おひとり様650円（税込）
らくだに乗って散歩（1人乗り）：1,600円（税込）※大人・子供共通料金
らくだに乗って散歩（2人乗り）：2,600円（税込）※大人は一人ずつのみ
体験時間は約3〜5分程度で、らくだと一緒にゆったりと砂丘を散歩できますよ。
短時間に感じるかもしれませんが、らくだの背中から見る砂丘の景色は格別で、忘れられない思い出になること間違いなしです。
混雑状況やおすすめの時間帯
平日は比較的空いていますが、土日祝日や連休、夏休み期間は混雑が予想されます。
特にゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィークなどは長蛇の列ができることもあるんです。
おすすめの時間帯は開館直後の朝一番か、午後の遅い時間帯ですね。
早朝や夕方は観光客が少なく、比較的スムーズに体験できる可能性が高いです。
また、らくだも午前中の方が元気で機嫌が良いことが多いので、可能であれば午前中の訪問をおすすめします。
体重制限を超える場合の対処法や代替案
万が一、らくだの体調などの理由で乗車できない場合でも、鳥取砂丘には他にも楽しいアクティビティがたくさんありますよ。
がっかりせずに、砂丘の魅力を存分に味わってくださいね。
体重制限オーバーのときどうする？
もしらくだの体調不良などで乗車体験ができない場合は、記念撮影だけでも十分楽しめます。
らくだとの記念撮影は650円で、お手持ちのカメラやスマートフォンで自由に撮影していただけるんです。
らくだと一緒に写る写真は、砂丘観光の素敵な記念になりますし、SNS映えも抜群ですよ。
また、混雑時で大人の乗車が制限されている場合は、お子様連れのご家族なら2人乗りでお子様と一緒に体験できることもあります。
時間に余裕があれば、混雑が落ち着く時間帯を待ってから再度チャレンジしてみるのも一つの方法ですね。
鳥取砂丘で楽しめる他のアクティビティ
鳥取砂丘にはらくだ乗り以外にも魅力的なアクティビティがいっぱいあります。
サンドボード体験
サンドボードは砂丘の斜面を滑り降りるスリル満点のスポーツで、初心者でも気軽に楽しめますよ。
西オーストラリア発祥のこのスポーツは、斜度約30度の急勾配を猛スピードで滑り降りる爽快感が魅力です。
金色のゲレンデで思いっきりはしゃげば、一度体験すればやみつきになること間違いなしですね。
対象年齢は10歳以上で、サンドスライダーなら5歳から体験可能です。
パラグライダー体験
パラグライダー体験では、砂丘上空から日本海と砂丘の絶景を一望できる贅沢な空中散歩が楽しめます。
鳥取砂丘は障害物がなく、柔らかい砂地への着地なので初心者の方でも安心して挑戦できるんです。
半日コースから1日コース、操縦をインストラクターに任せる2人乗りコースまで様々なプランがあります。
小さなお子様からご年配の方まで楽しめるよう、体力に配慮した楽ちんコースも用意されているのが嬉しいポイントです。
セグウェイツアー
鳥取砂丘セグウェイツアーは、国立公園でセグウェイに乗れる全国唯一の体験です。
砂丘地でのセグウェイ体験はアジアでも唯一となる貴重なアクティビティなんですよ。
観光客の少ない西エリアを中心に、約6.5キロのコースを心地よい速度で周遊できます。
体力やスポーツに自信のない方でも、セグウェイインストラクターが丁寧にレクチャーしてくれるので安心です。
新・砂丘の馬車
新・砂丘の馬車では、馬に引かれて砂丘内を巡る優雅なひとときを過ごせます。
営業時間は9時〜16時で、中学生以上1,000円、小学生600円とリーズナブルな料金設定です。
荒天時は休止となる場合もありますが、のんびりと砂丘の景色を楽しみたい方におすすめのアクティビティですね。
鳥取砂丘リフト
鳥取砂丘リフトは砂丘センター見晴らしの丘と砂丘入口を結ぶ観光リフトです。
片道約5分の空中遊覧では、砂丘と日本海のコントラストが美しい景色を楽しめます。
中学生以上は片道300円・往復400円、3歳以上は片道200円・往復300円で利用可能です。
砂丘入口のリフト乗り場にはコインロッカーや無料の貸し長靴もあるので、とても便利ですよ。
らくだ乗りの魅力と楽しみ方ポイント
鳥取砂丘のらくだ乗り体験は、日本国内では他に類を見ない貴重な体験です。
異国情緒あふれる砂丘の風景の中で、まるで砂漠にいるかのような気分を味わえるのが最大の魅力ですね。
らくだと一緒に写真を撮るコツ
らくだとの記念撮影を成功させるには、いくつかのポイントがあります。
まず、らくだを驚かせないようにフラッシュはオフにして撮影しましょう。
らくだの目線に合わせてカメラを構えると、より自然で美しい写真が撮れますよ。
背景には広大な砂丘と青空を入れることで、スケール感のある素敵な一枚になります。
らくだに乗っている最中の撮影では、急に体をひねったりせず、ガイドさんに声をかけてから安全を確認して撮影してくださいね。
朝夕の斜光の時間帯なら、らくだのシルエットが美しく映える幻想的な写真が撮れることもあります。
らくだ乗りのベストシーズンや服装のアドバイス
鳥取砂丘のらくだ乗りは年間を通して楽しめますが、特におすすめなのは春（4月〜5月）と秋（9月〜11月）です。
この時期は気候が穏やかで、砂丘散策にも最適な季節なんですよ。
夏場は日差しが強く砂の照り返しもきついので、帽子やサングラス、日焼け止めなどの紫外線対策が必須です。
冬季は風が強く寒いことが多いので、防寒着やマフラーなどの準備をお忘れなく。
服装は動きやすいパンツスタイルがおすすめで、スカートは風で砂が舞い上がった時に困ってしまうことがあります。
靴は砂が入りにくいスニーカーやブーツがベストで、サンダルやヒールのある靴は避けた方が無難ですね。
砂丘内は日陰がほとんどないので、飲み物を持参して適度に水分補給することも大切です。
らくだに乗る際は、らくだが立ち上がったり座ったりする時に前後に大きく揺れるので、しっかりと手すりにつかまってくださいね。
まとめ｜鳥取砂丘らくだ乗りは体重制限を理解して楽しく体験しよう
鳥取砂丘のらくだ乗り体験について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
体重制限については明確な数値は設定されておらず、基本的にはどなたでも体験していただけることが分かりましたね。
ただし、らくだの健康と安全を最優先に考えた運営がなされているため、繁忙期や体調不良時には制限がかかることもあります。
事前予約はできませんが、当日現地での受付で気軽に挑戦できるのが魅力的です。
らくだ乗り体験ができない場合でも、記念撮影や他のアクティビティで十分に鳥取砂丘を満喫できますよ。
料金も手頃で、3〜5分という短時間ながら、一生の思い出に残る貴重な体験ができること間違いなしです。
服装や時間帯に気をつけて、安全に楽しく鳥取砂丘のらくだ乗り体験にチャレンジしてみてくださいね。
砂丘の雄大な景色とらくだとのふれあいが、きっと素晴らしい旅の思い出を作ってくれることでしょう。
